オリジナル小説第10話〜剣と死のシンフォニア・終
「うおおお!!」
ボスを撃破し、部屋が入る前の見た目に戻る。
全員から歓喜の声が出る。
ただし一部のプレイヤーは俺を睨んでいる。そしてプレイヤーの中の1人が今までの歓喜とは違う怨念の声が聞こえてくる。
「なんで、プレイヤー達を見殺しにしたんだよ!お前はボスの技を全部防げた、パターンが変わるのをわかってた!」
カランという、プレイヤーが叫んでくる。
「そうだよな・・・」「確かに・・・」などの声が少しずつ聞こえてくる。
死んでしまったプレイヤーが思っていたより居るらしく俺に死ね、ここで土下座しろ!などの怒りの声も聞こえてくる。
「あなた達ねぇ!」
相方のイスズは俺を守ろうと反論しようとしてくれている。
だがそんなことをしてはイスズまで俺と同じように罵倒されてしまう、前線組にいられなくなる。
「もういい、イスズ俺が悪いんだよ・・・」
俺はもう皆の前で自分の剣で首を切り差し出す覚悟はできている。
その前にボスの攻撃がわかった理由を話す。
「俺はこのゲームが始まる前、俺はストーリーのことを全て無視して迷宮塔だけを攻略し続け、一週間で9階まで登ったんだ」
1人で9階!? どうしたらそんなことができるんだ!?
「7階で嫌というほど抜刀剣を使うモンスターにリンチされまくった、俺は結局7階に1番時間をかけ、抜刀剣のソードスキルを死ぬ気で暗記した」
俺の言葉を聞かずカランは再び声を出す。
「殺す!お前だけは殺す!」
剣を持ち俺の方に向かってくる。
「やめないか!今殺したら後戻りできなくなる可能性があるんだぞ!」
まさかのシャルロットが俺の前に立ちカランを説得しようとしている。
カランが止まる。
「あぁ・・・その通りだな 今 殺しても意味ないか」
なんか引っかかる所はあったものの何とか収まり4階へと進む空間転移門に続々とプレイヤー達が足を進める。
(続く)
〈後書き〉
今回も読んできただきありがとうございました!
いやーやっとボス戦が終わり大きく進展できそうですw
前回と比べかなり文量少なくなってしまいすいません!
次回も読んでください!
あなたに特大経験値サービスを!
オリジナル小説〜プロローグ〜
https://tohyotalk.com/question/190653
オリジナル小説〜第1話〜
https://tohyotalk.com/question/191217
オリジナル小説〜第2話〜
https://tohyotalk.com/question/191404
オリジナル小説〜第3話〜 VRゲームが現実に変わった時
https://tohyotalk.com/question/191762
オリジナル小説〜第4話〜
https://tohyotalk.com/question/192265
オリジナル小説〜第5話〜かんなぎ作
https://tohyotalk.com/question/193284
オリジナル小説〜第6話〜
https://tohyotalk.com/question/193558
オリジナル小説〜第7話〜剣と死のシンフォニア①
https://tohyotalk.com/question/194274
オリジナル小説〜第8話〜剣と死のシンフォニア②
https://tohyotalk.com/question/194934
オリジナル小説〜第9話〜剣と死のシンフォニア③
https://tohyotalk.com/question/196105
まだ読んでない人はこれを読んだ方がわかりやすくなります٩( 'ω' )و