オリジナル小説〜第3話〜 VRゲームが現実に変わった時
「ようこそ。私の世界へ・・・」
運営の放送の第一声はそれだっった。
言っている意味がわからない。
何だってこれはVRゲーム、コントローラから手を離しVRゴーグルを取れば現実に戻れるのだ。
早速VRゴーグルを取ろうとする。
「なんだ・・・さっきから手と頭にコントローラーとVRゴーグルがある感じがしない!」
頭を触ってもVRゴーグルがついている感じがしない。髪の毛を触っている感じがする。
「嘘だろ・・・。これは現実なのか!?」
ログアウトするにはVRゴーグルを外すか、コントローラーの電源を切るしかない。
内部からはどうすることもできない。
周りの他のプレイヤーも次々気づき始めているようだ。
「嘘だろ!なんかのイベなんだろ!」
「この後、用事があるのよ!」
「ふざけるなよ!現実に帰してくれえええええ!!」
悲鳴。怒号。絶叫。そして咆哮。
たった一週間もたたないうちにVRから牢獄と変化した
『イニティウム・フィーニス』
プレイヤー達の希望を断ち切るかのように放送が流れる。
「もし、現実に帰りたいのなら、全員で協力し迷宮塔を全制覇することだ」
これがこのゲームが現実に変わった日
『始まりの日』だ
(続く)
〈後書き〉
今回も読んでくれてありがとうございます!
いやー、やっと進展ありそうです。
質問あったらコメントでよろしくお願いします!
アイコン変えたのでトピックの画像も変わります( ・∇・)
オリジナル小説〜プロローグ〜
https://tohyotalk.com/question/190653
オリジナル小説〜第1話〜
https://tohyotalk.com/question/191217
オリジナル小説〜第2話〜
https://tohyotalk.com/question/191404
まだ読んでない人はこれを読んだ方がわかりやすくなります٩( 'ω' )و