オリジナル小説第12話Coexistence of life and death①
20XX年7月13日
この日に迷宮塔3階のボス「ザ・ファースト・アングゥィシュ」は倒され前線組達は今4階の森林フロアの攻略を中心に行動しているらしい。
これは今日作られた新聞の見出しに載っていた内容を要約したものだ、この第二の現実が開始してから2週間程過ぎた頃に一部のプレイヤー達が集まり、作られてきたものだ。
まぁよくもゲームの中で新聞を作ろうとしたものだ。
作成者が言うには新聞を作る時に使う紙の素材を集めるのがものすごく大変らしいが色んな苦労の末に完成した時には快感を得られると第1号に書いていた。
「すごいな!もう4階まで行ったのか!」とシュウが後ろから言ってくる。
「安全マージンが階数+8だから11レベもあるのかー、まだまだ俺達にはまだ前線組は遠いなぁ」
「そんなこと考えても何もならないぜ?シン」
「あんたが1番低いでしょうが!ユウタ?」
「ナツキそれは言わない約束だろぉ・・・」
やっぱり、友達がいるのは楽しい。
「ひとまず、全員レベルノルマ11な!」
「無理だろぉぉぉ」
そんな話をしつつ4人は足を進める。
「遅いぞ!イロハ」
4人の後ろ姿を見ながら、フォールドに向かう。
中央都を出てすぐの所のモンスターはレベル7のイロハ、シン、シュウ、ナツキ。レベル6のユウタ達には経験値が少ないので、最近マッピングした時に発見した洞窟に挑戦することになった。
洞窟の名前は「暗闇の洞窟」という名前らしい、なので少し高かったが雑貨屋で買った松明より長持ちするランタンをストレージから選択し
アクティベート化する。
「いや、それにしても暗いな・・・」
「少し進んでみましょう」
ジャリ、ジャリ・・・砂利の上を歩いていると地上から光が差し込んでいる所が見えた。
「お!光が見えるぞ!」
「おい!待てよユウタ、まだ安全と決まったわけじゃない」
「そうだな、すまん。はやとちりしちまったw」
「w、ジャネーヨ」
「妙に、あそこ綺麗に作られてないか?」
「そうね」
「もうしかしたら、まだ未発見のダンジョンかも!」
私は興奮して口に出してしまう。
「面白そうだな!行こうぜ!」
「おう!」「うん!」
洞窟の中にあった未発見ダンジョンに5人は足を進め始める。」
(続く)
〈後書き〉
今回も読んでくれてありがとうございます!
第4話でイロハ視点書いてから11話に至るまですっかり忘れてしまいましたw
一話ごとにビャク視点、イロハ視点と変えていこうかなと思います!
今回はイロハ視点なので次回はビャク視点です
ビャク視点の時は迷宮塔の攻略。イロハ視点は前線組に入るまで書こうと思います!
次回もお楽しみに\(`д´)ゝデュエッ!
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まだ読んでない人はこれを読んだ方がわかりやすくなります٩( 'ω' )و