オリジナル小説〜第6話〜
「どうすればいいんだ・・・」
今日の攻略会議で最大8人のパーティーを組めとゆう指示が出されたのだ。
最低でも2人でパーティーを組まないと前線組に入れてもらえないだろう。
中央の広場では中心となる、シャルロット達が前夜祭をしているので中央都の少し道に入ったところにあるベンチに座り、1番安いであろう堅焼きパンに水入りパンとゆうラインナップの夜食を食べる。
「相変らず硬いなこれ」
このゲームが開始してからこれしか食べていないのだ。
何せ、うまいご飯を食べるには自分の大事なスキルスロットを一つ使うとゆう馬鹿みたいなことをしなければならないのだ。
そんなことを考えていると、
向かいのベンチにフード付きのコートらしき装備で顔を覆い隠しているプレイヤーが座ってくる。
自分と同じ堅焼きパンを持っている。
こんなプレイヤー攻略会議の時にいただろうか。
今はこんなことを気にしていられない。
「あんた、今日の攻略会議の内容聞いたか?」
「うん・・・」と言い頷く。
「2人でパーティ組まないか?ソロだと攻略パーティに入れてくれないんだよ。」
「・・・」
無言で指を上から下に動かしウィンドウを出しパーティー申請してくる。
「ありがとう」
これでも俺のコミュニケーション力の全力を出した方だ。話すのにこれほど疲れたことは無いだろう。
まぁ、これでボス攻略に参加出来る。
「それじゃあ、また明日」
「うん・・・」
それだけを言い残し、食べ終わった堅焼きパンと水入りビンが入っていた布袋をストレージにしまい、宿屋に向かう。
(続く)
〈後書き〉
今回も読んでいただきありがとうございます!
ボス戦はアイディア浮かばなかったけど、なんかこれを思いついたので書きました。
この話はボス戦で重要になります!٩( ᐛ )وナニコイツ,ネタバレシトルンヤ
またお会いしましょう!
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まだ読んでない人はこれを読んだ方がわかりやすくなります٩( 'ω' )و