virtual rabbit《3話》
virtual rabbit 《2話》
https://tohyotalk.com/hideaway/YpyYY5184xPO
____________________________________________
一人で、様々な事を考えながら、暫く歩いた。
私は、随分と考え事に夢中になッていたらしく、仲間達に名前を呼ばれて、はッ…と我に返った。
反射的に、無言で鈴星(レイウ)ちゃんが指を刺している方向に視線を向ける。
そこには、小さくも、大きくも無い、ログハウス…?と言うものがあッた。
鈴星 ▷ …ここに隠れるよ…。
鈴星ちゃんは、それだけ呟き、私達より一足先に中へ入ッていッた。
私を含め、他のみんなも慌てて中へ入ッて行く。
中に入ると、奥に階段、手前に沢山の本棚があッた。
鈴星ちゃんは、一冊だけ本を取り、黙ッて読み始めた。
私達は邪魔をしては悪いので、二階へ行くことにした。単純に、冒険がしたかッたという事もあるが。
二階は寝室のようだッた。
光が差し込む窓辺には、枯れた花が一輪、乱雑に置かれていた。
私は、カーテンを細く、隙間を作るように開けて外の様子を伺うことにした。
いいねを贈ろう
いいね
4
コメントしよう!
タグ: virtualrabbit 3話
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する