〔小説〕仲良し 【第3話】
野乃花は最近話すようになってくれたけど、私のことどう思ってるいんだろう。
やっぱり一人でいる時間が増えたから、新しく友達を作ろうかな。
そう思ってから意外と早くできた。新しい友達は田村佳奈。
佳奈には私の思っていることを伝えたらわかってくれた。やっぱり話せる友達がいてよかった。別にこのまま過ごせれば杏奈たちがいなくてもいいや。
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そう思ってから1学期が終わりそうになる。もうすぐ林間学校だ。
「部屋班決めしよー」
正直言って杏奈とは同じ班になりたくない。野乃花は…まだましな方だけど。
だから思い切っていってみた。
「野乃花、最近一緒に入れなかったからさ、同じ班にしない?」
「え、全然オッケーだよ!美月がいいなら」
なんか嬉しいな。やっぱり野乃花と一緒にいた方がいいかもしれない。
でも、そんなこと杏奈が許さない。
「え~、野乃花、私と一緒じゃないのー?」
「杏奈と一緒でいいけど、久しぶりに美月と一緒にしようかなーって思って。」
「あ、そう。どうせなら美月とは別で野乃花と一緒がいいなぁ」
え、嘘。はっきり言った。やっぱり杏奈は私と一緒じゃいやなんだ。まぁ別に今なら佳奈がいるからいいけど。
ということで、私は杏奈と野乃花と別々の班になった。
それから普通に林間学校に行って、普通に帰ってきた。
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