小説 ミートピア(19)

2 2022/01/25 14:19

  ~大魔王のところへ~

まいんは大賢者の言う、仲間がいる場所へ行くことになりました。

「ほ、本当に見つけたの!?大賢者様っ!?」

まいんは興奮して大賢者に聞きます。

「はい。もうすぐ着きますよ」

「久しぶりに会えるー!元気にしてるかなぁー!いっぱい話そうー!!」

まいんは嬉しそうですが、大賢者のテンは少しがっかりした(^_-)-☆をしていました。

「ここです。このほら穴の中に仲間がいるのです」

しばらくして、仲間のいるところにつきました。

まいんはほら穴の中に入りました。すると、あるとと、クタと、ロンの後ろ姿が見えます。

「あれ、3人だけだな。でもよかった!3人ともー!無事でよかっ・・ってえ!?」

まいんの顔が真っ青になりました。

「え・・か、顔がなくなってる・・?」

まいんの言う通り、3人とも顔がなくなっています。大賢者のテンが悲しい顔をしていたのは、このせいだったのです。

「そ、そんなぁ・・」

まいんは泣きました。大賢者はまいんを慰めるように言いました。

「はい・・。でも、きっと3人の顔は近くにあるはずです!!あきらめないでください!!」

まいんはあきらめかけていましたが、仲間との思い出を思い出しました。

「そうだね!あきらなくてよかった!うち、頑張ってみんなを助ける・・!」

大賢者は笑顔でうなずきます。

「私もお手伝いします。はじめて会ったときよりだいぶ成長していますよ!」

まいんと、大賢者は近くにある宿屋で休み翌日、仲間を助ける旅へ出かけました。

「そういえば、テン」

「はい。なんでしょう?」

「いつから大賢者とか呼ばれるようになったの?」

まいんはテンに聞きました。

「そうですね・・。私もよくわかりません。昔から困ってる人を助けていました。それでいつの間にか大賢者と呼ばれるようになったのです・・」

「へ~・・あっ!」

まいんは大声を出しました。

「あるとの顔がっ!!」

まいんは指をさしました。そこにはあるとの顔が浮いています。

「まいんー!」

そういった瞬間、あるとの顔が怪物にくっつきました。

あるとの顔がついた、≪マグマあるとスライム≫という怪物ができました。

続く!

いいねを贈ろう
いいね
2
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: 小説ミートピア 19

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
アニメとゲーム2022/01/25 14:19:46 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



ちなみに私のアイコンは(今)あるとです。


画像・吹き出し

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する