4、目覚め
この作品は東方Projectの二次創作です。お借りしたイラスト Picrewの「八月の葬式」でつくったよ! https://picrew.me/share?cd=P9oZEo1yqP #Picrew #八月の葬式
この話は前回の話に続いています。なので一話をご覧になっていない方はまずそちらをご覧いただければもっと作品を楽しむことができますよ
1、悲劇 https://tohyotalk.com/question/277448
2、別れ https://tohyotalk.com/question/277552
3、突然 https://tohyotalk.com/question/278877
5、再会 https://tohyotalk.com/question/282924
6、告白https://tohyotalk.com/question/287970
7、本心 https://tohyotalk.com/question/325593
8、最後 https://tohyotalk.com/question/341226
この作品にはグロテスクな描写が含まれる可能性があります。あらかじめご了承ください。
魔理沙は棺桶の中でたくさんの百合に包まれながら目覚めた。初めは何が起こっているのかわからなかったがたくさんの人が順番に自分の顔を覗いて泣いているのを見て自分は死んでしまったのだと悟った。
魔理沙「そうか、、、私、あそこから転落して、、、、岩に頭をぶつけて、、、、死んじゃったのか、、、」
自分が今置かれている状況を悟った瞬間になんとも言えない虚しさと悲しみが魔理沙の胸の奥からこみ上げてきた。そして今度は不思議に思った。
魔理沙(なぜ私は意識があるのだろう、、、死んだならそのまま白玉楼に行くはず、、、でも実際まだ体の中にいて周りを見ることができてる、、、動けるのかな)
そう思い魔理沙が体を起こすとフワッと中に浮いた。
魔理沙「浮いてる、、、幽霊ってやつか?ハハハッ、、、私、死にぞこなったのか、、、どこまでもダメな奴だな、、、」
渇いた笑い声を上げながらふと自分の遺影を見たときに唐突にそれを持ちたい感覚に襲われた。
魔理沙「なんでこんなに持ちたくなるんだろう、、、自分の写真なんて持ってても意味ないしどうせ霊だから触れな
『コトッ』
魔理沙「あれ?触れる?これ以外はさわれないのになんでだろう。まぁせっかくだし持っていくか、、、さて、、、何しよう。まずはちゃんと成仏しないとなぁ〜。どうやったら成仏できるかな、、、とりあえず私が死んだあの山の崖に行こうかな、、、」
彼女はそう呟くとあの山に向かって飛んでいった。すると見慣れた紅白色の服を着た少女が今にも崖から飛び降りようとしているのが目に入った
霊夢「ごめんね、、、ごめんね、、、」
魔理沙「れい、、、む、、、?」
続く
>>1
5、再会 https://tohyotalk.com/question/282924
新作です、、、
>>2
5、再会 https://tohyotalk.com/question/282924
新作です、、、、