1、悲劇
唐突に物語が描きたくなりました!投稿はほぼ不定期ですので許してwそれと今回はトピ画は関係ございませんが次回からは作品にあったトピ画をご用意させていただきます。物語自体描いたことすらないので誤字脱字などがあり非常に読みにくくなっておりますがそれでもよろしい方のみご覧ください
この話は東方Projectの二次創作です。少しグロ描写も含みますのであらかじめご了承下さい。
2、別れ https://tohyotalk.com/question/277552
3、突然 https://tohyotalk.com/question/278877
4、目覚め https://tohyotalk.com/question/279080
5、再会 https://tohyotalk.com/question/282924
6、告白 https://tohyotalk.com/question/287970
7、本心 https://tohyotalk.com/question/325593
8、最後 https://tohyotalk.com/question/341226
魔理沙「おーい!霊夢〜。遊びにきたぜ!」
夏も真っ盛りの八月中旬。誰もが暑さにやられてしまうようなこんな日でも、当たり前のように博麗神社の境内に明るい少女の声が響く。その声の主は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。
霊夢「うるさいわね、、、ただでさえ暑いんだから私を動かさないで頂戴」
さっきの明るい声とは裏腹にダルそうな声がか細く聞こえる。そう、この声の主こそが博麗神社の巫女、博麗霊夢である。
魔理沙「そんなこと言って毎日ゴロゴロしてると体に悪いんだぜ!山の方で妖精たちが水遊びしてたから私たちも行かないか?」
魔理沙が霊夢を水遊びに誘う。しかし帰ってきたのはだるそうな声だった。
霊夢「いやよめんどくさい。どうせあんた暇してるんでしょ?じゃあ私の代わりに依頼をこなしてくれないかしら?」
そう言って霊夢は折りたたまれた手紙を魔理沙に渡した。
『残暑見舞い申し上げます。お元気ですか?と言っても霊夢さんのことですから夏バテで動けずにずっとゴロゴロしているんでしょうね。ちょっとは運動しないと体に悪いですよ〜!まぁ冗談はここまでにして霊夢さんにお願いがございましてですね、〇〇山の山頂付近にある「長命草」という薬草を取ってきて欲しいんですよ。本来は私がいけばいいのですが少し足を怪我していまして、、、なので霊夢さんにお願いしたというわけなんです。あそこは常に霧が立ち込めているので視界が悪く転落する可能性が非常に高いんですよ。それこそ土地勘がない人が立ち入ったら危険ですが霊夢さんなら大丈夫なのでは?と思いまして、、、よろしくお願いしますね! 鈴仙』と丁寧な字でびっしりと依頼内容が書かれていた。どうやら差し出し主は鈴仙・優曇華院・イナバのようである。
魔理沙「なんで私がこの依頼をこなさなきゃいけないんだ?これは霊夢にお願いされた依頼だろ!」
流石の魔理沙のあまりいい気持ちではなかったようである、しかし相手はかの有名な博麗の巫女、霊夢の方が数枚上手なようで
霊夢「その依頼さえこなしてくれたら好きなだけ遊んであげるから行ってきなさい」
と魔理沙を釣るような形で行かせようとしているのである。流石にこれだけの条件で釣れるおバカはいないと思うが
魔理沙「、、、、わかったよ!やってくればいいんだろ?だけど約束は絶対だからな!」
ここにいたようである。魔理沙はそう言って箒にまたがると例の山に向かって全速力で飛んでいった。
霊夢「ふぅ、、、邪魔者もいなくなったしもう一眠りしよ〜、、、クー、クー」そう言い残して霊夢は縁側に寝そべり深い眠りにつくのであった。
一方魔理沙は霊夢とは裏腹に一生懸命に山を登っていた。
魔理沙「ここは下に比べたら涼しいけど、、、霧が邪魔だな。まぁ大魔法使いであるこの魔理沙様にとっては恐るに足らず!お!とか言ってたら見つかったな!さすがは私だぜ!」
ご機嫌な表情で魔理沙が長命草を摘んでいると少し先に一輪の赤い綺麗な花が魔理沙の目に止まった。
魔理沙「なんだあれ?見たことないな。これを持って帰って霊夢にあげたら絶対喜ぶよな、、、よし!」
魔理沙は立ち上がりその花に向かってズンズン歩いて行った。ここがどれだけ危険なのかも忘れて、、、
魔理沙「近くで見ると尚更綺麗だなぁ!んじゃちょっと失礼して、、、」
「「ボロッ」」
魔理沙「何!?うわっ!!」
なんと魔理沙の乗っていた場所は長い年月の中で風化してもろくなっていたようである。
魔理沙は落下しながらどうにかして助かる方法を模索していた。
魔理沙(クッソ!箒!は上に置いてきちまった!!なら魔法でなんとかすれば、、、)
「「ゴツ‼︎」」
魔理沙「ギャ!?」
魔理沙(なんだ、、、?どこかに、、頭を、、ぶつけ、、、た、、、のか、、、?くっそ、、、意識、、が、、、れ、、、い、、、、、む、、、、)」
… … … … … … … … … … … … …
「「ドシャ‼︎」」 ・・・・・・・・・・・・・・
次回へ続く。