【小説】数学と国語の恋は叶わない3

3 2022/04/28 19:07

悠生は家に帰るとピアノを弾き始めた。

悠生は今年ピアノのコンクールで全国大会に出場することが決まった。

そのせいか、最近悠生の点数は悪い。

ま、両方頑張って欲しいな。

*☼*―――――*☼*―――――

ガバッ!

…??

ふわぁー。

えーと、ここはどこでしょうか…。

気づくと俺は海のど真ん中にいた。

ボートではあったけど1人用のヤツ。

良かった。

スマホがまだある。

そこそこセーフだな。

ただ充電があと23%なのは痛いところだな。

とりあえず連絡取れるヤツにLINEで助けを求めるか。

母と父と叔母と叔父、裕太、未來、瑛介だけか。

LINEクーポンっち…、これはダメだな。

あと愛華。

よし。

送信完了!

*☼*―――――*☼*―――――

悠生、今日はお休みかぁー。

ん?

悠生からLINE…??

『信じられないかもしれないが今俺は海のど真ん中だ。助けて欲しい。スマホの充電もいつ切れるか分からない。頼む、助けて』

(写真)

嘘…。

助けないと!でも今ここは学校。

そう簡単には抜け出せない。

まずは準備ね。

あ、でももしかしたら他の人にもこのLINEが送信されているかも!

よし、聞いてみよ。

私の知ってる男子は未來だけ。

女子とはあんまり悠生はつるんでいない。

よし。

その時、

「おーい!愛華さん居ますかー!?」

え、未來!?と、誰か!?

しかもなんで私に用があるの!?忙しいのに!

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タグ: 小説 数学 国語

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