【小説】数学と国語の恋は叶わない3
悠生は家に帰るとピアノを弾き始めた。
悠生は今年ピアノのコンクールで全国大会に出場することが決まった。
そのせいか、最近悠生の点数は悪い。
ま、両方頑張って欲しいな。
*☼*―――――*☼*―――――
ガバッ!
…??
ふわぁー。
えーと、ここはどこでしょうか…。
気づくと俺は海のど真ん中にいた。
ボートではあったけど1人用のヤツ。
良かった。
スマホがまだある。
そこそこセーフだな。
ただ充電があと23%なのは痛いところだな。
とりあえず連絡取れるヤツにLINEで助けを求めるか。
母と父と叔母と叔父、裕太、未來、瑛介だけか。
LINEクーポンっち…、これはダメだな。
あと愛華。
よし。
送信完了!
*☼*―――――*☼*―――――
悠生、今日はお休みかぁー。
ん?
悠生からLINE…??
『信じられないかもしれないが今俺は海のど真ん中だ。助けて欲しい。スマホの充電もいつ切れるか分からない。頼む、助けて』
(写真)
嘘…。
助けないと!でも今ここは学校。
そう簡単には抜け出せない。
まずは準備ね。
あ、でももしかしたら他の人にもこのLINEが送信されているかも!
よし、聞いてみよ。
私の知ってる男子は未來だけ。
女子とはあんまり悠生はつるんでいない。
よし。
その時、
「おーい!愛華さん居ますかー!?」
え、未來!?と、誰か!?
しかもなんで私に用があるの!?忙しいのに!
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