《小説》 『暁月』 第三話
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《小説》 『暁月』 第二話
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天使の輪~白~
ただ、箱にはそう書いてあった。
(なんかのお菓子…かな?美味しそうだし帰り寄って買ってみるか〜!)
《放課後》
星乃はまた謎の大行列のところへ行った。
(うわっ…まだ並んでるじゃん)
そう思いながらも星乃は並んだ。
行列には、やけに若い人やサラリーマンらしき人が
多い。
「やっと買えた〜!」
と言いながら家に帰った。
天使の輪の箱をさっそく開けようとしたが、
よくみると…
「2個入り…?」
天使の輪の箱はとても大きかった。こんなに大きいのに2個入り?と星乃は不思議に思った。
いよいよ、開けてみる。
パカッ
輪が入っていた。
「お菓子じゃない…なにこれ…」
取り扱い説明書が入っていた。明らかに菓子ではなかった。取り扱い説明書にはこう書いてあった。
【この輪を頭につけると楽に死ねる。】
「これは一体…」
_____終わり
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