〔小説〕仲良し【第2話】

1 2022/11/21 18:01

私は桜井野乃花。

これは友達とトラブルがあった時の話。

「美月ってウザくない?ちょっと離れようよ」

私の大親友の杏奈が言い出した。

「え、なんで?今までそんなこと思ってたの?」

「だってさー、勉強はできるけど、そういうところが気に食わないんだよね」

「う、うん…」

杏奈がそんなことを思っているなんて知らなかった。私はそんなこと思わないのに。

それからだんだんと美月のことを避けていくようになった。

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暫くたったある日。学校の席替えで隣になってしまった。これは気まずい…。

でも、一応話しかけてくれるから、こっちも返す。

(やっぱり全然ウザくなんかないのに。美月が可哀想。って言える立場じゃないけど…)

そう思って、少しずつ美月と話すようになった。

でも、杏奈からの扱いが変わった。美月と仲良くした次の日から無視されるようになった。多分、美月と一緒にいたのが気に食わなかったんだと思う。美月を避けるのは嫌というかダメだけど、杏奈から無視されるのはもっと嫌だ。

次の日から美月を避けるようになった。

(こんなんじゃ関係じゃ息苦しいな。でも、どうすれば…)

私は考える。

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タグ: 小説 仲良し 2話

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その他2022/11/21 18:01:37 [通報] [非表示] フォローする
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