【連載】アンチと愛 ⑺
⚠︎ ATTENTION ⚠︎
•irxs 桃嫌われ(?)からの愛され(?)
•リスカ&暴言&嘔吐 等 含まれます。
•純粋様 地雷様 自衛お願いします。
•「」(赤 水 白 青 黒 様)『』(桃 様)
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『‥はい、?』
そこにはいれいすメンバーが。
「ないくん、!」
「ないちゃんっ‥」
「今までもインターホン鳴らしてたけど、なんで出なかったん、?」
「LINEも返事ないし‥」
「心配しとったんやで?」
みんなが勢いよく言う。
『あぁ、ごめん‥』
「‥ないちゃんそれ何持っとんの?」
「もしかして‥」
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「やっぱり、」
書類が散らかった床。
ボロボロのカーテン。
壁の所々についた血。
普通は引くだろう。
だけどみんなは‥
「、なんかあったん?」
「話、聞くで?」
と聞いてきた。
『っ‥‥、』
『______ 』
「ん、?」
『お前らに何がわかるんだよ!!』
勢いに任せて言ってしまった。
メンバーの顔は見られない。
「俺はないこの力になりたいだけやねん、!」
「”哀れ”とか一切思ってへんし‥」
「リーダー‥、大切な人が辛いなら支えになりたい」
『っ‥‥』
「いつもないこにはお世話になってるしさ」
「そうだよ!!」
「受験で辛い時元気づけてくれたじゃん?」
「僕だって歌のアドバイスとかしてくれたし、」
「RAPだって一緒に考えたやん!」
「いつでも自分より俺らのこと優先してさ、」
「俺らが1番ないこの頑張ってるところ見てるんやで」
『ッ、‥‥』
『う”ぁ”ぁ”っ‥‥ ポロポロ 』
ただ何も言わずに抱きしめられる。
すごく暖かい‥
『ごめんっ‥ごめん、俺ッ‥‥!!」
「ゆっくりでええよ。」
「ゆっくり聞かせて?」
暖かくて優しい声。
『ずっと前からアンチがひどくてっ‥』
『ずっと‥ずっと配信とかする度にアンチが来て‥』
『ファンミとか‥正直怖かった‥』
「今まですごい耐えてきたんだね‥」
『もう全部どうでもよくなってッ‥‥』
「辛かったね。偉いよ。」
優しく頭を撫でられる。
「ないこ、腕出して」
傷が沢山ついた腕や足に包帯を巻いてくれた。
「落ち着いた?」
『うん‥』
『ありがとうみんな、!』
もう一度力強く抱きしめた。
「これからはアンチに負けないくらい動画上げたり~」
「実写ももっと出したい!!」
「配信頻度も上げよ?」
「ライブももっとしようやっ」
「アンチをぶっ殺‥‥」
「怖いこと言わないの!w」
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「『いれいすで~すっ!』」
あれから何ヶ月と経ち、俺たちはついに武道館近くまで行けるようになった。
『それでは聴いてください!』
今となっては、何故あの時こんな最強で最高な人たちがいることに気が付かなかったのだろう、と思う。
「『 __________ 』」
今も俺たちは、夢に向かって前へ進んでいく ___ 。
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アンチと愛
- end -