小説「天使の道」2話

6 2022/03/07 13:25

中学卒業を目前に控えた冬

唯一の保護者だったおばあちゃんが

居ない

私は児童施設に入る事になった

しかし

おばあちゃんが残してくれた遺産

があったので

決まっていた高校に入学と同時に

施設を出た

おばあちゃんは亡くなる前に

言ってた

「高校はちゃんと卒業しなさい。

学生にしか味わえない

素敵な日々が待ってるわ」

耳にタコができるほど

言われ続け

おばあちゃんが亡くなってから

働こうと思ったが

高校は行きたかった

素敵な日々

その言葉が心に響いた

「約束よ、高校は卒業しなさい」

優しい笑顔で言った

おばあちゃん

約束を守る為に

私は春から

高校生になる

小説「天使の道」1話 始まり

https://tohyotalk.com/question/299526

小説「天使の道」3話

https://tohyotalk.com/question/330283

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