小説「天使の道」2話
中学卒業を目前に控えた冬
唯一の保護者だったおばあちゃんが
居ない
私は児童施設に入る事になった
しかし
おばあちゃんが残してくれた遺産
があったので
決まっていた高校に入学と同時に
施設を出た
おばあちゃんは亡くなる前に
言ってた
「高校はちゃんと卒業しなさい。
学生にしか味わえない
素敵な日々が待ってるわ」
耳にタコができるほど
言われ続け
おばあちゃんが亡くなってから
働こうと思ったが
高校は行きたかった
素敵な日々
その言葉が心に響いた
「約束よ、高校は卒業しなさい」
優しい笑顔で言った
おばあちゃん
約束を守る為に
私は春から
高校生になる
小説「天使の道」1話 始まり
https://tohyotalk.com/question/299526
小説「天使の道」3話
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