【小説】不運のサラリーマン・フリージオ
〜どこかの街〜
私はサラリーマン………………何故か面接で落ちた………………みんなからフリージオって言われるけど………………私ってフリージオなのか………………?
フリージオ「ねぇ…少年」
少年「ギャァァァァァァァァ!!フリージオのお化け!!」
フリージオ「ちっ違う!私は…」
少年は逃げていった。
あぁ………………何で私は運が悪いんだ………………
???「今日もいい天気だね、エルレイド」
エルレイド「エル」
そうだ!あのエルレイドのトレーナーに話しかければ良いんだ!そうすれば私はフリージオではないはず!
フリージオ「そこの少年!」
リント「え?何ですか?そこのフリージオの怪人?」
フリージオ「かっ怪人!?何を言う!私はサラリーマンだ!!」
リント「サラリーマンが何故フリージオのお面をつけてるんですか?」
フリージオ「これはお面じゃない!!私の顔だ!!」
リント「普通にクビになりますよ」
フリージオ「私は面接で落ちたのだ!」
リント「面接の時からつけてたのかよ…」
フリージオ「あ、私はサラリーマンのフリオと申します」
リント「フリオって…」
フリージオ「みんなから何故かフリージオって呼ばれているんだよ…」
リント「顔がフリージオのお面をつけてるからだろ…後、あなたの名前がフリージオになってますよ」
フリージオ「え?………………とうとう作者まで嫌われたのか………………」
リント「何なんだ………………あの人…」
???「こんなところで何やってるんだ?」
リント「アランか。君こそ何やってるんだい?」
アラン「適当に散歩だ」
???「ねぇねぇ、アラン?もしかしてこの人が?」
アラン「あぁ、彼がリントだ」
リント「もしかして、アランが連れてる子って」
アラン「あぁ、彼女がマノンだ」
リント「僕の勘が当たったみたいだね。こんにちは、僕はリント、このエルレイドのトレーナーで、マスターズトーナメントの1回戦終了後にアランと友達になったんだ」
マノン「そうなんだ!改めまして、あたしはマノン!この子は何でも出来る子・ハリさん!」
ハリさん「マーロ!」
エルレイド「エル」
アラン「ところで、リントは何やってるんだ?」
リント「あぁ…変な奴に絡まれて…」
マノン「変な奴?」
リント「あのフリージオのお面をつけた人」
フリージオ「私はサラリーマンだ!!」
アラン、マノン「…」
フリージオ「え?何で黙ってるの?」
アラン「いや、お前………………」
マノン「サラリーマンに向いてないよ…」
フリージオ「は!?何で!?」
アラン「お面をつけてるからだろ」
フリージオ「お面じゃない!!私の顔だ!!」
アラン「嘘をつくな、外すぞ………………」
外そうとしたが、アランの手が氷漬けにされた。
アラン「誰か俺のリザードンを出してくれ…」
マノン「えーと…あった!リザードン!」
リザードン「グォォォォ!!」
アラン「リザードン、尻尾の炎を借りるぞ………………」
アランの手の氷は溶けた。
リント「本当にフリージオだったとは…」
フリージオ「私はサラリーマンだ!!」
アラン「お前の顔はどうなってるんだ!!」
フリージオ「生まれた時からこの顔だ!!」
マノン「あの人頭おかしい…」
リント「なら、技でお面を壊そう!」
アラン「その手があったか!」
リント「さぁ!エルレイド!!僕たちの騎士道を!!メガシンカ!!」
アラン「我が心に答えよ、キーストーン! 進化を超えろ! メガシンカ!!」
メガエルレイド「エル!!」🧬
メガリザードンX「グォォォォ!!」🧬
リント「インファイト!!」
アラン「フレアドライブ!!」
メガエルレイド「エルッ!!」
メガリザードンX「グォォォォ!!」
ドーン!!
フリージオ「ギャァァァァァァァァ」🌟
マノン「やったのはいいけど、どこまで飛んで行った?」
リント「とりあえず追いかけよう!」
〜カイナシティの市場〜
赤いゲノセクト「キャクコナイ…ン?」
フリージオ「ギャァァァァァァァァ」
ドーン!!
フリージオ「いたた…あ…」
赤いゲノセクト「ワタシノショウヒンガ…キサマァァァ!!」
フリージオ「ごめんなさぁぁぁい!!」
その後、フリージオは逮捕された。
リント「捕まってるし…」
アラン「これで解決か?」
マノン「うん…絶対顔のことを聞かれるよ…」
完