【小説】くらくらびょういん 1話
『う~ん 、 は っ 。』
自分は気付けば知らない場所にいた 。
壁の色はピンクと紫の中間みたいな色 。
周りにはピンクや黒の注射器や薬 。
包帯もあった 。どうやらここは病院っぽいな 。
病院の壁が紫色なのが 、 違和感しかない 。 しかも 、 壁には可愛らしいイラストが描いてある 。
薄緑色の不思議な猫 。 なぜかそれさえも気味が悪く見える 。
しかも 、 何もかもが思い出せない 。もちろん 、 自分の事も 。
とりあえず起きることにした 。 横にあった鏡をちらっと見てみた 。
『....ぇ?』
驚いたどころじゃない。右目がないのだ 。 右目があった場所は青色でバツが書かれている 。
バツの周りは赤い血だらけ 。
なんで ? 自分に何があったの ? そう混乱していると 、一つのドアを見つけた 。
ピンク色で周りには黒の雲がある 。
ドアノブに手をかけてみる 。 どうやら開くようだ 。
危険かもしれない 、 でもその感情より先にドアを開けたい 、 なんていう好奇心が湧いてきた 。
「がちゃっ」
ドアを開けてみると 、 そこは幼稚園みたいな 、 遊園地みたいな大きな建物があった 。
入口のようなところに 、 誰かがいる 。 行ってみよう 。
自分はその入り口に向かって走っていく。
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