【小説】生きる 一話完結

今日も生きる。

ご飯を食べて、学校へは行かずに勉強をする。

昼ご飯を食べたら勉強をする。

夜ご飯を食べて、お風呂に入って歯磨きをして自室で曲を聞く。

寝落ちした時間に寝る。

そんな毎日を過ごしている。

なんとなく生きている今日もつまらない日常を送っていた昨日も

生きることに何の欲も抱えていないであろう明日も。

でも、あの日は、あの日だけは違った。

あの曲を聞いた日、どこか懐かしい感じがした。

その曲は家にあったオルゴールだった。

誰がの物なのかはわからない。

家族は、どこかへ行った。

きっと、新しい土地で暮らしているんだろう。

つまらない日々だけど僕は毎日生きている。

何を書きたかったんだろう