【参加型】〘Undefined histoire〙11話

6 2024/03/29 11:37

今後トピ画は大体 描星青さんが作ってくれた立ち絵になると思います。

今回は主の作ったやつです。

ときたま主がトピ画を描く☆

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𝕰𝖕𝖎𝖘𝖔𝖉𝖊 𝖊𝖑𝖊𝖛𝖊𝖓

多分異変を対処する者が全員集まった…と思った頃、

ズズズズ…

また地鳴りがし、

巨大な“緑色”の魔法陣から何か霧のような物が出てきた。

その霧のような物は浮きながらふわふわと辺りを漂い、

“それ”の下に魔法陣が2,3つ浮かび上がり、

そこからは雲がもくもくと出てきた。

雲は寮棟の方へ漂ってゆく。

突然の出来事に、その場に居た全員が目を見開いていた。

一番動揺していたのは多分、スアロ・アポストロである。

ぶつぶつと何かを呟き、十字架を握り締めている。

「雲……神が御臨在になった…

神よ…」

神埼 白羽が言った。

「…雲に攻撃できなくない?」

「確かに()」

ポミエが反応する。

「馬鹿なの?」

と、何時もとは違う調子で泣月 白乃が言った。

「雲って水だから、凍らせればどうにかなりそうだけど…」

と、オルヴィア・インライトメント。

「なら、ピア・マーガレットが確か氷属性で …。

あれ!?いな…

寝てる…。」

校庭の木に凭れ掛かり、元気()にお昼寝しているようだ。

いつの間にか雲は大分寮棟に近づいていた。

このままではヤバい、其処にいた誰もが思ったことだろう。

と、突然今まで言葉を発さなかった生徒会長が呟いた。

「校長…?精霊…?

…ポミエ、後は頼んだ!!」

そう呟くと、校舎の方へと飛行魔法で飛んでいった。

「うえ!?

ちょ、まっ…!

…まぁ、いいか! ポミエ様の偉大さが分かったという事だからな!!」

得意げにそういうポミエ。

それを無視し、泣月白乃が属性魔法を唱え始める。

「〈𝓟𝓵𝓾𝓲𝓮 𝓭𝓮 𝓼𝓪𝓷𝓰〉」

雲の上に紅色の液体が雨の様に降り注いで、雲の数が減った。

更に追い打ちをかけるように、

「〈𝓥𝓮𝓷𝓽 𝓯𝓻𝓸𝓲𝓭〉」

何時の間にか起きているピア・マーガレットが最後に呪文を唱えた。

ピア・マーガレットの杖から雲に向かって

氷の粒が混じった冷たい風が吹く。

雲はたちまち凍り付き、小さな氷の粒になって、溶けていった。

「「「終わった。」」」

ポミエ・フォールドとオルヴィア・インライトメント、

神埼 白羽が同時にそう言った。

泣月 白乃はつまらなさそうだったが、少し嬉しそうでもあった。

スアロ・アポストルは何故か絶望したような表情を浮かべていた。

「お前(スアロ)も手伝えよ…」

ポミエがそう言ったが、スアロは聞こえていないようだった。

*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆

〜校長室〜

トントントントン

4回ノック音がして、生徒会長が校長室に入った。

案の定、その老人は窓から雲と生徒の戦いを観戦していた。

「校長。何をしているんですか。」

〝校長〟と呼ばれた老人は質問には答えず、

杖で壁に掛かっているとある壁画を指す。

生徒会長ソアラ・アルカンシエルは意味が分かったのか、

静かにその場を後にした。

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あとがき

すっごい本編((

がんばるぞぉぉぉ…_(┐「ε:)_

           主

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その他2024/03/29 11:37:45 [通報] [非表示] フォローする
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スアロさんおもろいな


うちのコ可愛い❤(オリキャコン)


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