東方催眠狂③
フランと出会ったのは、ひょんなことからだった。
私・・・・・霧雨魔理沙は、紅魔館の主たちがパーティをしている隙に無事紅魔館に侵入し、いつも通りパチュリーの本たちをちょっくら借りて、帰るところだった。
その時ふと、さらに地下の方から、魔力を感じた。
おそらく魔力の持ち主は人間じゃない。
人間がもてる魔力とは思えない程に膨大なものだったからだ。
・・・・・気になる。
好奇心を抑えられなかった私は、魔力を感じた方向のままに走り出した。
ここで今箒で飛んだら、私の魔力を感じとられる可能性があるからだ。
・・・・・大分地下まで続くな、この階段。
でも段々魔力を強く感じてくる。
___ようやく着いた。
ドア、どうやって開けよう・・・
流石にマスパで壊すと威力が強すぎる。
魔理沙「じゃあこれでいいか」
スターダストレヴァリエでドアをぶっ壊した。
私のスペカとしては威力が弱い方だが、ドアを壊す位だったら十分。
そうして中にいたのが、フランだった。
フラン「何よ、貴女・・・壁ごと壊さないで
ていうか誰」
魔理沙「私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ!」
少し話をしたところ、名前はフラン、そしてフランは望んでこの地下牢にいるわけではないことが分かった。
自分の気持ちを無理やり押し込められるのがつらいのは、私もよく知っている____
私は人里の大手道具店、霧雨店の一人娘だった。
幼いころから家で勉強の毎日。
そのころは別に勉強も、きらいじゃなかった。
だが私にもやりたいことがあった。
それは魔法だ。
ちょっと調べていると、どうやら幻想郷で魔法を使えるようになるのは難しいことじゃないらしい。
なのでそれを両親に打ち明けた。なのにあいつら・・・
魔理沙父「何を言っているんだ!お前がやるべきは魔法なんかじゃない!
この霧雨店を継ぐことだよ!!」
魔理沙母「そうねぇ。いくら何でも魔法はねぇ。ないわよねぇ。」
それに私はブチギレて勢いで家出した・・・・・・・
それから、まあいろいろあって今があるのだがここでは言わないでおく。
とにかく今フランがおかれている状況は、はっきり言って最悪だ。
だから私は、フランにちょっとでも「楽しさ」を知ってもらいたくて。
「催眠」を教える事にした・・・・・・・・・
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東方催眠狂①https://tohyotalk.com/question/697287
東方催眠狂②https://tohyotalk.com/question/698571
東方催眠狂④https://tohyotalk.com/question/704487
東方催眠狂⑤https://tohyotalk.com/question/708259
エピローグ https://tohyotalk.com/question/708296
今回は魔理沙ちゃんパート。(パートて言うな)
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>>6
あ、なるほどw
それは流石にしませんw
魔理沙は口調はだぜ口調だけど一人称私なのがまたかわいいから