【小説】「魔法で友情成長中!」第1話
「普通であることが、私の魔法だ。」
生まれつき魔法の力を宿す魅桜。
魅桜は、近所に聳える魔法学校の華やかな世界を背に、普通の学校生活を選ぶことを決意した。普通の友達と共に過ごし、普通の青春を謳歌することが魅桜の夢だった。
しかし、魅桜の心の奥底には、魔法の力を秘めたまま普通であることへの葛藤が渦巻いていたのだった。
「普通の学校生活って、どんな風に彩られているのだろう?」
そう胸を高鳴らせながら、魅桜は『桜ヶ丘中学校』の門をくぐる。
初日、魅桜は新しいクラスメイトたちと自己紹介をする場面で、魔法のことを隠すことに苦労した。
周囲の生徒たちは、無邪気な笑顔を浮かべる普通の子たちばかり。
魅桜は、自らの特異な能力を隠さなければならないという緊張感に包まれていた。
授業が始まると、魅桜は周りの生徒たちが普通の生活を送っていることに安堵感を覚えた。しかし、魅桜の心の中には魔法を使いたいという衝動が渦巻いていた。
そんなある日、授業中に友達の消しゴムが机から落ちてしまった。魅桜は思わず手を伸ばし、魔法を使って消しゴムを浮かせてしまう。
周りの生徒たちは驚愕し、魅桜の不思議な行動に目を丸くした。
「すごい!魅桜ちゃん、何をしたの?!」
興味津々のクラスメイトたちに、魅桜は焦りながらも
「「あ、あれはただの…。ちょっとした手品だよ!」
と必死に誤魔化す。
しかし、魅桜の心の中では魔法を使うことへの興奮が高まらずにはいられなかった。
日が経つにつれ、魅桜はクラスメイトたちと仲良くなり、普通の学校生活を楽しむようになった。
魅桜は友達と一緒に遊んだり勉強したりする中で、少しずつ自分の魔法を使うことに抵抗を感じなくなっていったのだ。
特に同じクラスの優等生、瑠璃とは意気投合し、魅桜のサポートを受けながら仲良くなっていく。
ある日、学校で文化祭の準備が始まった。
魅桜は、クラスの出し物として「魔法ショー」を提案する。
最初は戸惑うクラスメイトたちだったが、魅桜の魅力に引き込まれ、魅桜のアイディアを受け入れることに。
魅桜は、友達と一緒に魔法ショーを作り上げるために奔走した。
準備が進む中、魅桜は瑠璃と一緒に魔法の練習を始める。
瑠璃は魅桜の細胞を尊敬し、魅桜と一緒に魔法の技を磨くことを提案。
2人は次第に親友になり、互いに支え合いながら文化祭に向けての準備を進めていくのだった。
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読んでいただきありがとうございます!\(//∇//)\
今回は第1話ですが、この物語は第1話の後にも第2話、第3話…と続いていきます!
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