怖い話聞きたいから怖い話しよー
>>3
マネキンの警告
結構前に、「山奥に家族構成っぽく置かれたマネキンが傷つけられてた」ってカキコミがあったと思うけど、
それと似たような体験をした。
うちは田舎だから、シーズンになるとよく裏山にキノコ取りに行く。
小学生の頃は、よく採れる場所をじいちゃんに教えてもらいながら2人で行ってたけど、
中学生になると1人で行ったり、友達と行ったりしてた。
その日は日曜日だったから、友達と2人で行ったんだ。
最初は順調にいろいろ採って、そろそろ帰ろうかとしてた時、友達がいきなり叫んで、その場にへたりこんだ。
その時は、木の枝で足を切ることがよくあるから、それかと思ったけど、友達は上を見てる。
だからも俺もつられて上を見た。そこには首吊り死体。それも2体。
本当に驚いた時は声も出せない。
俺は後ずさって何も出来ないままパニックになってたんだが、
しばらく見てる内に、死体はホンモノではなくマネキンだと気づいた。
イタズラにしてはタチが悪いだろ!と毒づきながら友達と下山して、
うちで親父に説明し、脚立と手斧、枝切りハサミを持って3人でマネキンを片付けに行った。
親父が脚立に上り、俺と友達は脚立を支えた。
親父は手際良くマネキンの首のロープを切って下に落とし、こんなものはさっさと捨てようと、3人でうちの納屋に運んだんだ。
でも、そのままだとまた誤解を受けるだろうからって、
なるべく人型ってことが分からないようにバラバラに砕いてから捨てようということになって、マネキンが着てた粗末な服を剥いだんだ。
そうしたら、マネキンの腹に赤ペンキで大きく書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間は死ぬ」。
それを見て、その場にいた全員が凍りついた。
でも親父がもう一体の、女物のワンピースを着せられたマネキンの服を剥いだら、やっぱりその腹にも書いてあった。
「このマネキンを下ろした人間の、最も愛する者が死ぬ」。
親父は、凍り付いてる俺と友達を宥めながら
「ジュースでも買ってこい」と言って納屋から出し、その間、そのマネキン2体をバラバラに砕いて捨てた。
それ以来、俺と友達と親父の間ではそのことはタブーになっている。
口に出すのも嫌だからここに書くけど、
「最も愛する者が死ぬ」と書かれたことが一番辛い。
ていう話
怖い話?微妙だけど。
俺のベッドは壁際にあって、すぐよこに窓がある。
夜、寝ようと思い、ベッドに入ろうとしたところ、なぜかカーテンが開いてた。
俺の家のカーテンは二重で、いつも薄い方だけ閉めてるんだけど、その時は両方とも開いてた。
で、おかしいなーって思いながらもカーテン閉めようと思って窓に近づいたら手形がびっしり。
めっちゃ怖くて、すぐカーテン閉めて、その日は兄弟のベッドで寝た。
続き!
次の日の朝。朝はそんなに怖くないからカーテンを開けてみたんだけど手形はなかった。
見間違いだったかなーて思ったんだけど、その日の夜またベッドに入る時カーテンが開いてた。
で、やっぱり手形がびっしり。
見間違いじゃないことを確認するために今度はちゃんと見たんだけどどう見ても手形。
怖いからまた兄弟のベッドで寝た。
>>10
だから、その日は自分のベッドで寝た。
そしたら夜中に目が覚めて、閉めたはずのカーテンが開いてた。
>>12
ね、自分でも思った。
で、思わず窓の方見たらニタァって笑ってる男か女かはよくわからなかったんだけど顔があって、しかもめっちゃこっち見てて、目はホラーでよくある黒目が大きい感じの。
>>15
夢でよかったけど、そのあと別の部屋で窓から見えてる木を人の顔と見間違えてめっちゃビビった。
>>7
おけ!
インターホンが呼ぶ
ある蒸し暑い夏の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
誰か来たようだ。俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが
麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れてチャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。
もう1回寝ようと再び2階の自分の部屋で横になった。すると、
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。
その間もず~と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。
玄関のドアをバ―ンと開けて、怒鳴りつけようとして・・・・
誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。
隠れる場所なんてどこにもないし、
どんなに足が速くても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。
しばらくポカ~ンとその場で立っていると・・・
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」
目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた・・・
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして布団に入って震えつづけた。
それからしばらくチャイムは鳴り続けた。
もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。
白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった。