【小説】快楽犯 第1話 「仲間」

3 2023/01/23 23:20

「おい!羅義!」

羅義「なに?」

________後愚合」

後愚合「お前、まーた洗面台血で汚しただろ!」

羅義「ごめん」

後愚合「なにがあったらあんなよごすんだよ!現場じゃないってのに」

羅義「凶器忘れてってー住人のやつ使ってー血で指紋けして、その時すごい。ね、ね?」

後愚合「はあ」

「まあまあいいじゃん。筋は通ってるし」

後愚合「牙舞那、お前なあ」

牙舞那「どうどう」

羅義「チームメンバーがいいならいいじゃん」

後愚合「他チームも使うってんだよ」

牙舞那「私ら「樂處」のメンツは自分のチームの人以外にはドライでいいんだよ」

羅義「今、俺らどこの階級だっけ?」

後愚合「あー把握してねえ」

牙舞那「えーごほん!私が説明しよう」

羅義「おーパチパチパチパチ」

牙舞那「まず、われら殺人集団「樂處」はわけられてる階級が上から順に、青、緑、赤、黄色、白の5つ。メンバー性で単独は禁止!ま、さっき行ったとおり他のグループとは結構ドライだったりするんだけどね。同じ階級で大きな一つの家を使う。ここまでの把握はいいね?」

羅義「完全に忘れてた…」

後愚合「右に同じく」

牙舞那「おいおい、んで私らは今んとこ真ん中の赤」

羅義「そっか」

後愚合「これからどうする?」

羅義「出世はしなくていい。ただただ殺す、それだけ」

牙舞那「さっすが〜」

後愚合「分かってるね〜」

牙舞那「そしてそして〜明日、白に新しい人が1名やってくるよ〜」

羅義「それは正確な情報?」

牙舞那「私をなめないでよ。ちゃんとした情報だから」

後愚合「それでは殺りに行くか〜」

羅義「戦力にならないなら殺す。まあ使えすぎても俺らの地位が危うくなるから殺すけど」

牙舞那「あ〜楽しみっ♡」

後愚合「待ちきれねえなっ」

羅義「そうだな」

羅義「とぉ〜っても楽しみだ」

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タグ: 小説 快楽犯 1話 仲間

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その他2023/01/23 23:20:08 [通報] [非表示] フォローする
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牙舞那と書いてがぶなと読む

樂處と書いてらどと読む


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