【連載】「けっこんしてください」 / 6話

5 2023/01/30 17:27
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⚠︎ ATTENTION ⚠︎

•irxs 青桃

•BL 、nmmn 、二次創作

•純粋様 地雷様 自衛お願い致します

•ご本人様とは一切関係ございません

•兄弟パロ(🍣 兄 🤪 弟)

•微 モブ × 🍣 有

•「」(🤪 🐰 🦁 モブ 様)『』(🍣 様)

____________________

学校ではあにきが守ってくれる。

昼ごはんも、移動教室も、全部全部。

いつも3人で一緒にいる。

それも放課後までの話だけど。

「会長ぅ~♡」

『ほらっ、!仕事して…?』

昨日みたいなことは勘弁してほしい。

「また明日って言ったじゃないですか…♡」

『ゃだ、…!』

掴まれた腕を振り払う。

『ちゃんと集中してください…。仕事溜まってんだから、』

「…はぁ、わかりましたよ」

なにその言い方。めっちゃ腹立つ。

でも諦めてくれた…かな…??

____________________

「ないこ~」

『ん?』

「ここ、わかんないんやけど」

『あぁ、ここはね~…』

ただ、何気なく、

「…ぉぅ…??」

『ちゃんとわかってる?w』

いや、何気ない、

そんな毎日が続くと思っていた。

____________________

「ないこさんの学力だと~…」

「これくらいの偏差値がいいと思いますが…」

『…そうですか、』

ここの学校県外じゃん…

中2とはいえまだ幼い弟を家に残すわけには…

『少し考えます、』

どうしよう…

____________________

「え!?ないちゃんあの学校行くの!?」

「うわ、超エリート校やん…」

「でも今の家離れないとやなぁ…」

『そうなんだよね…』

『まろと一緒に引っ越そうかな、』

「でも弟も大事な時期やん?」

『う~~ん…』

「聞いてみればええんちゃう?」

「ないちゃんの弟やししっかりしてると思うけど」

「しっかり…してるのか?w」

この学校は憧れでもあるけど…

まろと離れるのはなぁ…

____________________

『ねぇまろ』

「どした~?」

『俺が…』

『この家離れるって言ったらどうする?』

「……」

動揺してる。

やっぱそうだよな、言われてびっくりしない奴なんて…、

『先生に進む大学推薦されてさ』

『その大学県外なんだよ』

「そ…っか、」

明らかに声が震えている彼を抱きしめる。

『ごめんね、こんな急に』

「いや、別に仕方ないことやしっ…、」

強がってるな。声すごい震えてるのに。

『1月になったらここ離れるから』

『返事は…まろが大きくなってからね』

「まろもう大人だもん…、」

本当にこういうところが可愛い。

色鮮やかな髪をくしゃくしゃと撫でる。

『大人ならいい子にして待っててね?』

「うん、絶対やで」

「『 約束 』」

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タグ: 小説 けっこん

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その他2023/01/30 17:27:27 [通報] [非表示] フォローする
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1: 天ヶ瀬。 @Dice14 2023/01/31 09:12:57 通報 非表示

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