【連載】「けっこんしてください」 / 6話
⚠︎ ATTENTION ⚠︎
•irxs 青桃
•BL 、nmmn 、二次創作
•純粋様 地雷様 自衛お願い致します
•ご本人様とは一切関係ございません
•兄弟パロ(🍣 兄 🤪 弟)
•微 モブ × 🍣 有
•「」(🤪 🐰 🦁 モブ 様)『』(🍣 様)
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学校ではあにきが守ってくれる。
昼ごはんも、移動教室も、全部全部。
いつも3人で一緒にいる。
それも放課後までの話だけど。
「会長ぅ~♡」
『ほらっ、!仕事して…?』
昨日みたいなことは勘弁してほしい。
「また明日って言ったじゃないですか…♡」
『ゃだ、…!』
掴まれた腕を振り払う。
『ちゃんと集中してください…。仕事溜まってんだから、』
「…はぁ、わかりましたよ」
なにその言い方。めっちゃ腹立つ。
でも諦めてくれた…かな…??
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「ないこ~」
『ん?』
「ここ、わかんないんやけど」
『あぁ、ここはね~…』
ただ、何気なく、
「…ぉぅ…??」
『ちゃんとわかってる?w』
いや、何気ない、
そんな毎日が続くと思っていた。
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「ないこさんの学力だと~…」
「これくらいの偏差値がいいと思いますが…」
『…そうですか、』
ここの学校県外じゃん…
中2とはいえまだ幼い弟を家に残すわけには…
『少し考えます、』
どうしよう…
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「え!?ないちゃんあの学校行くの!?」
「うわ、超エリート校やん…」
「でも今の家離れないとやなぁ…」
『そうなんだよね…』
『まろと一緒に引っ越そうかな、』
「でも弟も大事な時期やん?」
『う~~ん…』
「聞いてみればええんちゃう?」
「ないちゃんの弟やししっかりしてると思うけど」
「しっかり…してるのか?w」
この学校は憧れでもあるけど…
まろと離れるのはなぁ…
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『ねぇまろ』
「どした~?」
『俺が…』
『この家離れるって言ったらどうする?』
「……」
動揺してる。
やっぱそうだよな、言われてびっくりしない奴なんて…、
『先生に進む大学推薦されてさ』
『その大学県外なんだよ』
「そ…っか、」
明らかに声が震えている彼を抱きしめる。
『ごめんね、こんな急に』
「いや、別に仕方ないことやしっ…、」
強がってるな。声すごい震えてるのに。
『1月になったらここ離れるから』
『返事は…まろが大きくなってからね』
「まろもう大人だもん…、」
本当にこういうところが可愛い。
色鮮やかな髪をくしゃくしゃと撫でる。
『大人ならいい子にして待っててね?』
「うん、絶対やで」
「『 約束 』」
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