空想小説「青鬼」 第38話 置いて行かないで

6 2024/06/22 20:42

氷河「ぁ…はぁ…」

その頃、氷河はいまだ蒼凪山にてまだ1人で刃を振るい続けていた。

氷河「あぁもう…どんだけ出てくんだよこの雑魚共が…」

倒しても倒してもいくらでも湧いて出る。マジで雑草かよミントかよ。ミントテロでも起きた庭かよ。

氷河「おらぁくたばれやぁ!!首落ちて死ねぇ!!」

どれだけ凍て斬り伏せても湧いて出る。本当に面倒だ…

氷河「…あぁ…」

やっと一段落ついた頃、地面に座り、ハクモが消滅した際残った羽を取り出して見つめた。ハクモの顔が脳裏に映る。

氷河「俺が…もっと早く気づいていればな…」

実際、いくら悔やんでも…帰ってくることはない。そんな事はとうに分かりきってる…分かってるんだ。それでも…

氷河「結局…俺は進歩なし…か…」

結局のところ、最後なんか皆同じように倒れていく。そうでないものは皆同じように俺から離れていく。結局俺には…1人がお似合いなのかもしれない。

氷河「さて…もう何ラウンド目なのかな…」

俺は立ち上がり、刃を手に取った。

氷河「さて…同じ作業の繰り返しだね…」

そして同じ事の繰り返し。全員斬って凍らせて消し去った。

氷河「はぁ…はぁ…はぁ…ゲホッゲホッ…」

体力が底を尽きてんのは正直分かってた。でも、俺は帰れない。…帰らない。

氷河「あぁ…もう…」

淋しい。苦しい。辛い。もう、感情なんてグッチャグチャだ。目が熱い。視界がぼやけていく。

氷河「ハクモ…師匠…」

また奴らが湧いて出る。

氷河「二人共…俺を…」

奴らが俺めがけて襲ってくる。

―――…置いて行かないでよ…―――

その言葉を皮切りに、また敵を倒していくのだった…

_______________________________________

闇氷「じゃ、始めるか。」

???「30秒耐えれるかなー?29秒は援助したげるけど最後の1秒は闇氷1人でやってもらうかんね?」

闇氷「あー上等だ。で、終わった後、お前はどうする気だ?」

???「帰る。自分もやる事がたっくさんあるもんでね。」

闇氷「あぁそうかよ。じゃあやるぞ。」

闇氷と女性は4枚の羽を置いた机に腕を向けた。

???「行くぜ!」

その声を皮切りに強い風が部屋内に吹き荒れた。

闇氷「うぉあっ!?」

闇氷は最初こそたじろいだが、すぐに体制を立て直した。

???「おー、よく踏ん張れたねー。」

闇氷「うるっせぇよ、ってかこれ、下の奴らに感づかれないのか!?」

???「だーいじょうぶ大丈夫。防音結界の1つや2つ張ってるよー。」

闇氷「あぁそうかよ!ってかこれ結構きついな…」

???「そりゃそうさ。死者を復活させるなんて、それ相応の反動くらい来るのはわかってるだろう?」

闇氷「…ごだごだ言ってねぇで集中しろよ…」

???「話してるのは君からなのにねー?」

闇氷「事の発端はお前だっての!!」

???「さーて、そろそろ20秒だね〜。準備はいいかな?」

闇氷「あぁ…やってやろうじゃねぇの!」

???「3…2…1!」

闇氷「が…っ…!!」

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その他2024/06/22 20:42:30 [通報] [非表示] フォローする
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???「…よし、帰ろ。」


>>1
藤「意外と出てる時間短えな。とりまいい加減その???を外すんだな。(本来は聖夜(星夜)の武器、白夜之薙刀を向ける)」


>>2
霞「いくら武器を突きつけられてもネタバレは出来ないね〜」

闇氷「どの口が言ってんだよおい。」


>>3
藤「あー。まあいいか。倒せそうならうちのメンバーの誰かが凸りそうだし」


>>4
霞「うんそっちの面子なら簡単に勝てちゃうね。」


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