空想小説「青鬼」 第38話 置いて行かないで
氷河「ぁ…はぁ…」
その頃、氷河はいまだ蒼凪山にてまだ1人で刃を振るい続けていた。
氷河「あぁもう…どんだけ出てくんだよこの雑魚共が…」
倒しても倒してもいくらでも湧いて出る。マジで雑草かよミントかよ。ミントテロでも起きた庭かよ。
氷河「おらぁくたばれやぁ!!首落ちて死ねぇ!!」
どれだけ凍て斬り伏せても湧いて出る。本当に面倒だ…
氷河「…あぁ…」
やっと一段落ついた頃、地面に座り、ハクモが消滅した際残った羽を取り出して見つめた。ハクモの顔が脳裏に映る。
氷河「俺が…もっと早く気づいていればな…」
実際、いくら悔やんでも…帰ってくることはない。そんな事はとうに分かりきってる…分かってるんだ。それでも…
氷河「結局…俺は進歩なし…か…」
結局のところ、最後なんか皆同じように倒れていく。そうでないものは皆同じように俺から離れていく。結局俺には…1人がお似合いなのかもしれない。
氷河「さて…もう何ラウンド目なのかな…」
俺は立ち上がり、刃を手に取った。
氷河「さて…同じ作業の繰り返しだね…」
そして同じ事の繰り返し。全員斬って凍らせて消し去った。
氷河「はぁ…はぁ…はぁ…ゲホッゲホッ…」
体力が底を尽きてんのは正直分かってた。でも、俺は帰れない。…帰らない。
氷河「あぁ…もう…」
淋しい。苦しい。辛い。もう、感情なんてグッチャグチャだ。目が熱い。視界がぼやけていく。
氷河「ハクモ…師匠…」
また奴らが湧いて出る。
氷河「二人共…俺を…」
奴らが俺めがけて襲ってくる。
―――…置いて行かないでよ…―――
その言葉を皮切りに、また敵を倒していくのだった…
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闇氷「じゃ、始めるか。」
???「30秒耐えれるかなー?29秒は援助したげるけど最後の1秒は闇氷1人でやってもらうかんね?」
闇氷「あー上等だ。で、終わった後、お前はどうする気だ?」
???「帰る。自分もやる事がたっくさんあるもんでね。」
闇氷「あぁそうかよ。じゃあやるぞ。」
闇氷と女性は4枚の羽を置いた机に腕を向けた。
???「行くぜ!」
その声を皮切りに強い風が部屋内に吹き荒れた。
闇氷「うぉあっ!?」
闇氷は最初こそたじろいだが、すぐに体制を立て直した。
???「おー、よく踏ん張れたねー。」
闇氷「うるっせぇよ、ってかこれ、下の奴らに感づかれないのか!?」
???「だーいじょうぶ大丈夫。防音結界の1つや2つ張ってるよー。」
闇氷「あぁそうかよ!ってかこれ結構きついな…」
???「そりゃそうさ。死者を復活させるなんて、それ相応の反動くらい来るのはわかってるだろう?」
闇氷「…ごだごだ言ってねぇで集中しろよ…」
???「話してるのは君からなのにねー?」
闇氷「事の発端はお前だっての!!」
???「さーて、そろそろ20秒だね〜。準備はいいかな?」
闇氷「あぁ…やってやろうじゃねぇの!」
???「3…2…1!」
闇氷「が…っ…!!」
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>>1
藤「意外と出てる時間短えな。とりまいい加減その???を外すんだな。(本来は聖夜(星夜)の武器、白夜之薙刀を向ける)」
>>2
霞「いくら武器を突きつけられてもネタバレは出来ないね〜」
闇氷「どの口が言ってんだよおい。」