アニメ『アクダマドライブ』はおもしろい?つまらない?
>>2
見る気が起きないのはあなた側の事情であって、作品のせいでは無いからその評価はどうなんですかね?笑
その評価は見てからすべきかなーと。
食わず嫌いと一緒で見てみたら面白いかも( ͡ ͜ ͡ )
あたしは個人的にストーリー自体は???でしたけど戦闘シーンとかキャラデザはとても力はいってていいなって思いましたよ( ͡ ͜ ͡ )
映像はまぁ良い。パンピーちゃんの嗜虐心を煽る様もなかなか好みだ。でもDBの戦闘力やワンピの賞金何億ベリー感覚でお出しされる懲役年数や、医者キャラだからダメージ即回復するのよんとか、視聴者に頭空っぽ状態で見る事を要求するような展開・演出が少なからず目に付くのはどーなんよ
映像は良いね。
セリフは全部説明臭いし、世界観メチャクチャだけど。
タコ焼き買うだけで警察行きの世界。
猫助けたい病のヒロイン。
もう訳わからん。
中韓作品に似た、思い付いた場面を描きたいだけでストーリー無い系の臭いがしたから1話切り確定
>>7
あー
まさにそんな感じだった
確かに神之塔を見ていた時に感じた微妙さを感じたわ。
いや、あれはストーリーや設定はあるんだろうけれど、思いついた場面を書くだけで繋ぎ方が雑で面白くなくてイマイチだった。原作の方は知らんけど
>>9
出たでたアニメだけで決めつけるやから、それに原作読んでない奴がしゃしゃんなよ
オシャレにしようとして滑ってる感じ
世界観は面白そうだけれど、キャラに魅力が・・・
それと、ノリで適当にやっているだけに感じる
派手なんだけれど、面白くはない
振り切ってくれれば面白く見れるようになるんかね?
作画と演出はすばらしい
でも、警察が裁判所すっ飛ばして直接処刑とか、いろいろ子供っぽすぎて萎える
それと、そういう世界だってことなんだろうけど、カンサイでオーサカでミナミなのに、標準語で会話されると関西人には違和感と反発が凄い
関西弁が一言も出てこないね…
とりあえずドラゴンボールぐらい脳ミソが稼働しない
大筋は決めて、後は何も考えないで作ってそう
まだ序盤だから保留するけどさ
私は良いストーリーが見たいのだよ
良い小説を読んだ後のような高揚感を味わいたいのだよ…
この手のタイプは、面白くなるか、クソつまんなくなるかのどちらか極端な気がする。
今のところまだ解らんので、とりあえず見ておくことにする。
3話まで見て切り。
毎回出されたミッションをわいわいクリアしていくのは良いんだけど、最終的に何がしたいのかわからない。場当たり的すぎて見るモチベーションが湧かない。
毎回同じノリでミッションクリアしていくんで、このノリが好きな人は楽しめるんじゃない?
視聴者のレベルが低くて、話にならない。本当に最近のアニメ見ている人って頭悪くて悲しい。よく見て欲しい。時代に残る名作だから!
映像全てに意味がある。細部まで話は作り込まれている。
>>21
同意するわ。こんなクソアニメで他人を見下しマウント取るやつのアフォヅラが見てみたいよな。
綿密な計画を立てているように見えるが始まってしまえば実に行き当たりばったり出たとこ勝負な展開だがテンポがいいので観ていられると思う。
ただサブタイトルの付け方にセンスが感じられない。有名映画のタイトルをサブタイトルに持ってくるだけってどうなの?「デッドマンウォーキング」?そんな話だったか?「スピード」?スピード関係あったか?「レザボアドッグス」?裏切りとか疑心暗鬼とかあった?
ギリギリで合ってるのは「セブン」(7人いるからね)「ミッションインポッシブル」(みんな不可能と思ってたからね)くらいだろ。
こういうタイトル付けて悦に入ってるバカって指摘されたら「お前には解んねえかな~」なんてドヤ顔するのがお決まりだけど、はっきり言って映画観てないでしょ?仮に見たとしても内容は理解してないでしょ?映画のタイトルだけ見て「あ、この英語格好いい!俺の作品タイトルに使お!」とかそういう浅はかな考えしか持ってないでしょ?
アニメそのものはまあまあ普通なだけにこういう浅はかなタイトルの付け方が実にもったいないと思う。
5話までみても
主人公こいつでいいの?って感じ
他のアクダマを丁寧に描写したほうがいいわ
おそらく詐欺師の主人公は最後に大胆な詐欺行為を働くだろうから、それまでは冴えない目立たない普通の人でないといけない。
なんかアートスタイルが中華や韓国アニメっぽい稚拙さを感じるんだけど
アンカー飛ばしてビルの窓ガラスの上をバイクで走る意味も解らんし一々場所説明の紹介文字とか入れなきゃ視聴者に解って貰えないと思ってるくらいならもっと上手く作れよと
小高のガバガバ設定を考えたら負け。熱量と勢いを楽しんで駆け抜けられれば神アニメ。
文句言いながらもみちゃってるつまらない派多いね。ストーリー悪いと言われてるけど、それは考察も何もしようと思っていないからでは?一般人の正体、カントウの実態、アクダマや処刑課の生死...考えるのが楽しいところが多いよ。映像も綺麗だしね。
ぴえろが作ってるとは思えない神作画、特に6話は様々な疑問を残してるながらも凄かった。やはりここのコメ欄の人らは民度が低いな...
医者が不死身でおかしいと思ってる人はopをしっかり見てください。改造人間なのでは?と考察できますよ。
ゲームだったら面白かった。詐欺師の演技がイライラする。レジェンド声優の無駄遣い。
何かアウトロー気取りのチンピラ共がはしゃいでるだけって感じで何がしたいのかサッパリわからない
今期のアニメのなかではエンターテイメントとして視聴者相手に一番真っ向から勝負してる作品だと思う
「理屈はいいんだよ、アクションを楽しめ」と言わんばかりにバリバリ動いて荒唐無稽な勢いで5話までゴリ押してきたあと、6話で喧嘩屋と師匠の死闘、チンピラと弟子の邂逅と暗転、中盤を迎えたあたりで余韻を残すところはしっかり余韻を残してくる
詐欺師が髪切ってボーイッシュになってしまった点だけが残念
だけど6話の演出を見れただけでもう既に満足していいぐらいに面白いから好意的に見てる
あと「関西弁が出てこない理由」は既に明かされてるから、視聴者が真っ先に思いつく矛盾に対する回答はちゃんと用意されてる
その辺は心配しなくていいと思うよ
>>46
詐欺師が髪切ったのは微妙だったね。一線越えた象徴なんだろうけど。
元のデザインのままがよかったな。そのあたりのハード過ぎる展開もちょっと嫌だった。似たような状況でも、現実の方がもっと女の子大切にするよ。
アクションもキャラもかっこよくて全体的に好きだけど、詐欺師が自分より兄妹を大切にしすぎてるのが感情移入しづらかったかな。
個人的にはすごく面白い。
元々見るきっかけは好きなひとが作品に関わっているからだったけど、そこを除いても見てよかったと思った。
IQ低くても十分楽しめるし、逆にめちゃくちゃ考察したい側でも楽しく見れる。
ただ、映像の絵柄が独特なのと、すこしグロイところがあるのでそういったのが苦手な人はやめた方が良さそう。
全キャラ可愛くて魅力的なので興味のある方はぜひ。
一話が面白かったから最新話まで期待して見てたけど、トンデモ方向に行き過ぎて着地点が見えないというか……
どの層に売りたいのか全く分からないんだよな
ニッチなことは確か
色々とイカレまくりで最高。キャラデザも今期で一番好み。エグさとバカさとポップさが絶妙で、余計なことを考えずにヒャッハー気分で観れる、最近ではいちばんお気に入りのアニメです。
何年も前に見たような街並み。映像は丁寧に作られている。物語はアプリのゲームみたいな展開。何の捻りも無く淡々と進んでいく。最近のアニメって虐殺とか残虐なシーンとかのグロテスクな表現をしないと視聴者って満足出来ないのかな。主人公の声優さんもセリフ棒読みでどの場面でも同じトーンで喋るから聞いてて興醒めする。
メカやアクションは良いが、ストーリーが意味不
途中で見てるのを忘れていた、記憶に残らない作品
次々に人が死んで行くが、死が軽く感動が無い
なろう系だと、映像化には値しない駄作
絵や動画は最高のクオリティでしたが、個人的に久々のひでーアニメでした。アニメーション技術のプロモーション。ストーリー展開もあってないようなもの。更に残念なのは詐欺師の声優さんが嘘みたいに下手くそだったこと位です。
その場のノリと雰囲気だけのアニメだったな
絶賛してる奴らも来期には綺麗サッパリ忘れてそう
最終回まで見ました。
途中で切っちゃった人可哀想…
これから配信とかで見ようと思ってる人にはオススメします。
これ最終回まで見てつまらんかった言う人は年に二、三本しか満足いくアニメがなさそう…
萌豚ニキも妹ちゃんが可愛くなるので辛抱して見て
1話で切ったとかさ
最後まで見ないで評価する人多すぎない?笑
せめて最後まで見てからここに評価してよ
私的には最初は怖かったけど最終回はめっちゃいい話だったし
なんやかんやで凄く面白かったと思う。
PSYCHO-PASSなどの名作の設定を借りたけど、先行する作品のようなSF的な世界観での善悪や正義というテーマに沿ったシナリオではなく、ただキャラを殺して感動させることが目的で作られたアニメって感じ。映像はいいんだが。犯罪や暴力を正当化しているようにも受け取れて見ていて不快だった。
悪い意味でいろいろと変わった作品。
1)作画面
キャラデが微妙なので、キャラクター作画、とくに一般人の作画は全話通してかなり「微妙~悪い」レベルだった。
だが、美術・撮影がかなり頑張っていて、バランスは悪いものの、それなりにパッと見は綺麗な映像になっている。
見た目レベルだけは標準以上の出来。
ぴえろだからキャラ作画が稚拙なのは視聴前から覚悟してたが。まぁ一般人はCVの演技プランに好感持てなかったのが最後までキツかった。
2)世界観
絶対に独自のモチーフを盛り込まない、監督お気にの映画・映像作品からパクり集める、という心情でまとめられた、いずれも「どっかで見たことある」モチーフ。
3)脚本
序盤がホントに残念。ありきたりな群像集合から始められて、つまんなすぎて1話で切りそうだった。
が、2話で「弟子」が出てきたおかげでギリギリ視聴を続けられた。
そしたら突然、「8話9話だけは脚本が面白い」という想定外の事態が起きた!
もしかしたら面白く終わるかも??と、いい意味でどう転ぶか分からない展開になったと期待が膨らんだが、まあ……最後はやっぱどこかで見たような終わり方したな。
黒澤ともよのあの演技と、一般人のグレイ並みの目玉に気絶しなければ、見てみる価値はそれなりにあると思います。
私が最後まで視聴できたのは、弟子ゆみりと妹市ノ瀬がいたおかげです。あと櫻井さんの殺人鬼の演技の声質はあまり縁がなかったので、最後まで楽しく見れました。
積極的に好きとまで言えないけど、好きなキャラが3人もいて、6話後半・8話・9話と3回も見ごたえのあるエピソードがあれば、つまらないとは思うけど、とても嫌いにはなれません。w
詐欺師、途中イライラするけど、最後結局みんなカッコ良かったよ!全編最近では珍しい高画質。テンポよく12話でまとめたダレないストーリー。善悪とはと問いかけながら答えを出さず「名」に殉じる生き様みたいなものが良し悪しではなくて面白かった。独自性の高い印象深い作品だったよ。こういう媚びの無いのは好きだ。
とても面白かった。生き様、死に様がしっかり描かれていてまさに”アクダマ”と感じた。きっと表面的にしか見ていないとつまらないと感じるのだろうけど最後までしっかり見れば見るほど面白くなっていく。特に9話の殺人鬼のイカレっぷりの演技、見事としかいいようがない。彼の声帯が櫻井さんで良かった。一話で切ったという人の感想なんてまるで当てにならない。たった一話、数話程度でこのアニメは語れない。最高だった。
サイバーパンクにテンプレのキャラ設定。完成にぶっとんでるようで80年代に流行ってた物をリメイクしたのって思うくらい古くさい。
やっぱりチンピラと喧嘩屋の友情が好きだな
クソアニメって思う人は小さいところに素晴らしさを見いだせないやつばっかり
作った人が満足できて世に出ている時点でそこらの一般人が作るものよりよっぽどいいものだよ
いちいち面白いだとか面白くないだとか揉めると楽しませるために作ってるアニメが可哀想だよ。捉え方は人それぞれだけど、言い争うみたいなのは良くない。
僕はとりあえずそんな難しいこと考えずにでも楽しんで見れたから良い作品だと思った。
偏見はいけないと思い、最後まで観たけど
ただただ主人公の女のウザさで胸糞悪い作品でした(笑)
考察する楽しみがある!との意見も分からなくは無いですが
そんな事よりも、主人公が自分の価値観を人に押し付ける物言いや
何がなんでも子供は大事!知らない子供を助けるためには
殺人も正当化するその性格と価値観に私は拒絶反応がでましたw
凄い良いこと言ってる風だけど
結構普通の事言ってるのに何故かみんな騙されたり、言いなりになってるのが意味不明
あの程度のセリフしか言えないのに詐欺師?とかw
その辺のパパ活やってる女のが人を手玉に取るスキル高いと思うわ
後は髪切っただけで、見た目変えられるなら
アクダマ認定されてる奴らは
髪型変えれば、わりと簡単に逃げ切れるんですねwと思いました まる!
私ダンロンとか、トライブナインとか見てて、あまり主人公がしななないのは見たことないなと思って適当に見ていたらめちゃくちゃ面白くて何回も同じ話見てました
凄って感動して泣いてました
途中で入ってくるCMみたいなのがウザイ。
しかも関西をバカにしてる感や爆弾でボロボロになった関西を関東様が助けてくださっているみたいな設定とかが意味不明すぎるし、縁起悪いよ。
陳腐な話を派手にやってるだけ
これで評価されてたの見て今のアニメ視聴者と海外の評価に価値がないと強く感じた作品だった
全話視聴
端的に、邦画PARTY7+三代目魚武濱田成夫
平たく言えば、ハッタリ
シナリオを額面通りに受け取れば、安っぽい判官贔屓演出の大安売りの連綿で噴飯ものだが、皮肉の裏返しとしての総体と見れば得心のいく世界観
1:初回と最終回のみ、背景やプロップデザイン、そしてアクションシーンにおいて悪くない出来
その間の回においてはクオリティダウンでやや手抜き感あり
アクションも昨今の量産駄作異能バトルもの並みの立ち回り程度でお茶を濁す
頭と尻だけ頑張る中弛み慣例への自嘲とみる
2:ろくな統治機構説明の無いままに、安直な官僚批判、官僚悪玉論一辺倒の大岡裁き演出
まともに出てきた組織は公安のみ
令和の時代に善悪二元論という近年稀に見るガバ設定
思考停止でてへぺろ、の類か
3:主人公の思い込み正義感のゴリ押し、自己酩酊の醜悪演出
不死身兄妹救済しか頭にない視野狭窄
兄奪還のための処刑課本庁襲撃における陽動として、ネット掲示板へ虚偽の書き込みをし民衆を動揺せしめ、未必の故意のグレーゾーン辺りで暴徒化を教唆
その結果多くの死傷者を出す惨事に発展
さらにこの事態が処刑課の態度硬化、実力行使へと導き、さらなる犠牲者を生む結果に
自分のお気に入りさえ助かればあとは誰がどれだけ死のうが知ったこっちゃない独善性
目標達成への困難性、対抗勢力の嗜虐性が増すほどに独り善がりはますます加速し、シアトリカルな己の有りように更に酩酊する
挙句、自分が死んでも兄妹を助けたい、との言と、これでもかの安っぽい演出
アホか、と
魔法使いの嫁のヒロインも猪突猛進自己満足自己陶酔女だったが、こんな奴いませんよね、ですよねぇ、てへぺろ、という制作側の自嘲、業界テンプレへの皮肉そのもの
4:そしてそんなヒロインの正義感に「虫唾が走るわね」と心底嫌悪する医者の言
それが視聴者の大半、さらには制作側の大多数の所感も代弁するであろう、言い得て妙の正鵠というアイロニー
5:作品中、まともなジャーナリストは1人も登場しない
ネットにヒョイと上がった真偽不明の文言やどこ馬動画に集団心理で盛り上がりチョロくも民衆主導のクーデター状態へ
ハッカーによる公営プロパガンダ放送阻止からの官僚批判垂れ流しでムーブメントを加速
誰かがソースを疑う描写は全く無し
もの言えば唇寒しで、官僚の機嫌を損ねて情報を貰えなくなるのを恐れて、官僚がメディア向けに配布する、官僚に都合のいい文言だらけのレジュメ、つまり現代の大本営発表をそのままコピペして自社記事として売る、記者クラブ所属のメディア
そんな権力の監視者ならぬ権力の走狗と堕したジャーナリズムメディア、要らんよね、という皮肉
そして、そんな糞メディアの情報にさえ触れようとも思わず、ネット経由のいぶかしい扇情的情報に面白半分で食い付き拡散する視聴者への皮肉
6:いつまで経っても旧名作のパロディに依存する業界の怠惰、新しさに挑まない気概の無さへの自嘲、皮肉
カミーユ校長が完成させた不死身兄妹
ハマーンカーン処刑課ボスはそれをアクダマ達に奪われる
カンサイ特別通信室、天空の間すなわちゼーレでハマーンはその事を叱責される
碇シンジ医師はハマーンと密約、指名手配取り下げを確約させ、その代価として不死身兄妹奪還を試みるも妹には逃げられ、兄のみの奪還に成功
シンジはハマーンに兄を引き渡す
兄は処刑課本庁内に監禁、一般人はこれを再奪還すべく本庁潜入
一般人の頭上に巨大な赤い天使の輪を見出すマクギリス殺人鬼
赤い色に異常なまでに執着するマクギリスこそ赤い彗星の系譜そのものである
などなど、配役、設定のオマージュ頼りな有りようへの自己批判
7:AKIRA神格化への皮肉
運び屋の乗るビッグスクーターがほぼ金田のバイクで、オマージュ演出連発
ネオ東京のようなカンサイのサイバーパンク演出
シンカンセン偶像化、カンサイ特別通信室天空の間が古代出雲大社高層神殿まんまなど宗教演出過多で、大東京帝国の宗教国家的有り様やミヤコ教団を彷彿
人間不死身化の研究はナンバーズ超能力開発からの引用
が、劇伴に関しては凡庸
芸能山城組の原始宗教的な不穏の胎動性を具現化したようなアンチテーゼな有りように対して、あまりにおざなりな劇伴と、ジャンルをはみ出す気のさらさら無い既存パラダイムに安住し切ったOPとED曲
それは一旦置いといて、これが放映されたのが2020年10月でちょうどオリンピックが延期された頃
幻の開会式のアイデアとしてMIKIKO案なるものの存在があったと後々発覚
そこで表現される予定だったAKIRAの世界観に、これが実現していたら絶対喝采を浴びていた、との声がネットを飛び交っていたが、本当にそうか疑わしい
そもそも日本ならともかく海外でAKIRAを知っている層がそれ程いるとも思えん
AKIRAも大友克洋さんも嫌いではないし、当時は金も人材も時間も手間もかけて頑張って作ったとは思う
思うが、肝心のストーリーに関しては自分も含めて多くの人が、こんなもんなの?という肩透かし感があったのでは?
仰々しい宣伝に、さぞ遠大な、予言にも似たご高説を賜われるのでは、と期待していたが、蓋を開ければ「リーダー気質の主人公に気弱な幼馴染が抱いていた嫉妬心の話」なだけで、そこにSFの先達が散々展開してきた近未来デストピア、宗教国家、超能力、衛星兵器、宇宙の始まりと終わり、そんな擦られまくった肉付けが、とにかく贅沢な作画と、当時のワールドミュージック隆盛の世界的トレンドに乗じた劇伴と、多様なカメラワークにも似た画角の工夫でスタイリッシュに演出されているだけだった
ストーリーは普通、良く言えば「普遍的な」、若さ故の、狭いコミュニティに意識が囚われているが故の悩み、という、とりたてる程のものじゃなかった
ただ、ガワが、音楽が、半狂乱なバブルの時代の熱気とリンクして、未知が創造される幻覚を覚え、そこに戯れさせてもらっただけだった
そういう作品なので、諸手を挙げて称賛する盲目性への批判として、皮肉としてのパロディ、ともとれる
権威の揶揄を許容する度量が民主主義の成熟度にリンクするよ、との皮肉も
8:業界内慣習で、本当に使いたい声優を使えない不文律に対する皮肉
主人公の女を担当した黒沢ともよの演技が酷くて、ただでさえ胸糞な偽善の言動、思考の人物像に対する嫌悪が増幅して、過大なストレスに苛まれた
本来、優柔不断で挙動不審だが、いざという時は我を通す、そんなキャストなら花澤香菜あたりが適当かとは思うが、またもや、主演黒沢、の神の声があったらしい
もしくは皮肉ありきで作ったのなら、黒沢指定で依頼したのかもしれん
演技がパンピーレベルだから一般人役にご指名という皮肉か
そして最終回エンディング
一般人という役柄は詐欺師へと書き換えられていた
本業でプロフェッショナルな演技も出来ないのに、毎年より大きなマンションに住み替える程に潤沢な、分不相応なギャランティは遠慮会釈なく貰い受ける
まさに詐欺師そのもの、というオチ
9:そして、子供こそ宝、我が子じゃなかろうと自分の命を賭してでも守るべしという、トロッコ問題にも通じる、旧世代の日本人の好みそうなベタベタな判官贔屓、浪花節の偽善プロットをアメコミ風キャラデザのキャストが演じるというおまけの皮肉つき
これら各皮肉の糾える総体として、現状の再考を促す提言としてこの作品を作ったのなら、その建設的姿勢を評価したい
そうじゃないのなら、本当はいい子だけど、でも少しダークで危険な部分も自分にはあるんだと他人から思われたい、そういう生徒、学生が好みそうなトッポさで脚色された、雰囲気だけのアニメに過ぎないと思われる