小説:問題児とタイムトラベラー7
シリーズ‼︎wwww
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ある赤い表紙の綺麗な装飾が施された、いかにも何かある本だった。
いかにも何かあるってわかったら開けるしかないよな！
教科書くらいの大きさの本をめくると、そこには
私の祖先のことや、父や母、妹の実雪、
そして私のことが書いてあった。
最初はうちの家計をまとめた感じの本だと思った。
数分後、私の家系にちょっと詳しくなったと満足げな私がいた
でも妙に詳しく書かれている。
疑問に思いながらも残りのページをめくった。
そしてだんだん
私がいつもしてる事や
私しか知らないこと、
私の心の中で思っていたこと、
私の事が全部全部…
1ミリの間違いもなく
私の全てが書かれていた。
私は怖くなって思わず本を落とした。
落とした時に開いていたページには、
私が今この本を落としたと言うことまで新たに書かれていた。
怖い、怖い。
嫌だ！何この本、そう思ったその時
目が眩む強い光が本から発せられた。
目を開けた時
そこには1人男の人が立っていた。
私がその人を人と認識した時には
彼はその場に倒れ込んでいた。
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