小説:問題児とタイムトラベラー10

9 2021/07/18 13:17

↑↑皇 翼(すめらぎ つばさ)

突然主人公の前に現れた彼は

何かで頭を強く打って記憶喪失になっているらしい。

よく行っていた美容院や、生活に必要なことは覚えている。

彼には何かここに来た目的があるらしいが

それが何かは思い出せない。

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「」…主人公

『』…翼

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私はそそくさと部屋を後にする。

ご飯を作り、そしてご飯を運んだ

そして少し食べて食欲のないフリをして部屋へ持ち込む

翼の嫌いなものが入っていないといいが。

そう思いながら部屋に入った。

「おーい、戻ったよ。出てきて!」

〈ガタッ、〉

『おう、早かったな。飯、ちゃんと食ったのか?』

「⁉︎………」

そこに現れたのはオッドアイで色白の

超絶美形のイケメンだった。

私は数秒固まった。

「……えぇ⁉︎誰!」

『おい!うるさい!お前がバレたら困るんだぞ!』

「あ、ごめん!翼か、てっきり違う人かと…」

『あー、前髪そこにあったお前のヘアピンで止めさせてもらったわ』

「え、すごいイケメンじゃんw」

『そりゃどーも、そういえば前髪こんなに長くなかったような。』

「あ、じゃあ切ってあげるよ!」

『切れるの?すげえな、器用なのか?』

「前髪ちょっと切るだけでしょうが、何回も切った事あるから安心してよ」

『じゃあ、よろしく』

……チョキチョキ………

「できた…」

『鏡貸してくれ』

『………すげえプロか?俺の行ってた美容院より綺麗だわ…』

「それは嬉しいね!ありがとう」

『いやいや、こちらこそ………』

グゥーーーー

何かの音が鳴った。

『あっ…///////』

「あ、ごめん!ご飯持ってきてたのに、はい!」

『……ありがとう///』

え、照れてる、なにこれ可愛いw

『ん⁉︎うまっ!すっごい美味しいな!』

翼の目はキラキラしていた

「あーそれは」

『お前が作ったんだろ?』

「へ?うん,そうだけど…なんで分かったの?」

『美味しかったから。』

「………………何それ理由になってないじゃん」

私は自分のベットに飛び乗った。

そして枕に抱きついた

『でも美味しいんだからお前が作ったんだろうなって』

「…………ありがとう」

『どういたしまして。』

          

……翼は、

もりもり食べてくれる

褒めてくれる

なんだろうな

すごく

顔が熱い気がする。

熱でも出たのかな………

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その他2021/07/18 13:17:15 [通報] [非表示] フォローする
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続きが楽しみです...


>>1
ありがとぉ!

最近バタバタしてて書けてないけど

がんばる!


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