暇潰しの小説【病注意】
目覚ましの音がする。うるさい。
昔からこの音は嫌いだ。現実に引き戻される様な気がして。
何気にスマホを開くと【もう少しだけ生きてみよう】というサイトが出た。
「なんだ、また綺麗事か。私の居場所なんてどこにもないのになあ」
画面をスクロールする気力がない。
「そうだ」
思わず口を開く。
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「__リスカしよ」
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【リスカ】それは【リストカット】の略で自傷行為の事。
最近はただ格好付けたい健全な子供達がしていると聞き、吐き気がした。
・
・
カッターを筆箱から取り出して手首に当てる。
スッという何とも滑稽な音で血がどくどく溢れ出す。
この瞬間がたまらなく愛おしい。綺麗だ。
ただ勘違いしないで欲しいのが『死にたい』んじゃなくて『消えたい』ということ。
「ふふ、文字書こっかなあ」
手首から膝にかけて『大嫌い』と書く。
「『嫌』って書くの痛かったなあ」
これが私の日常_
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続くかも?笑笑
とぴ主知りたいなら言ってもらえれば(
経験談?というか実話です
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