アニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)』はおもしろい?つまらない?


作画1期より仕上がってて草
奴 隷の命である羽根を盾に無茶苦茶上から目線で言いやがる変態女で1期切ったけど2期巻き返せるか?もう原作ファンしか着いてってないから売れないだろ、コレ
これの2期作る金があったらもっと2期に恵まれなかった名作アニメの2期作れるだろ!
アニメ業界何考えとんねん!
なにげに面白かった。
ヒロインとヒーローが最近流行り?の不愉快な奴じゃないっていうのも大きかったな。
これの主人公の性別逆転版とかあったら見てみたいわ。
物凄い美人の妖精に見守られながら男の子が何かしら頑張る感じの。
全話視聴
1期も視聴
原作は知らん
漫画も知らん
端的に、ダブスタ
なんだかんだで逆ハーレムに収束
1期ラストでヒロインを助けるために、ホスト妖精遊びで憂さを晴らすペイジ工房の長の娘に身請けされる道を選んだシャルを追いかけるヒロインが、彼を取り戻すべく同工房入りしてその機を待つ、という構成の2期
1期に比べ話が単純化
メインの砂糖菓子の話は、教会に納める大作に関する事が中心
零落した最古参老舗工房を立て直すべく、スーパーバイザー的立ち位置でスカウトされたヒロインが、旧態依然のカイゼンを図るも、現当主に「伝統は変えられない」と否定される、じゃあなんでスカウトした?となる展開
端から矛盾だらけの、問題起こしたいご都合演出で始まる
老舗は分からないように少しずつ変化させてる、ってみんな知ってるよ
とりあえず旧弊を改める事を認めさせ、教会納品コンペ参加が決定、なんだかんだで教会への砂糖菓子納入の予選を勝ち抜き納品決定
その作品を作る建物を教会から指定されるも、雨漏り酷い廃屋をあてがわれ、果たして用意した銀砂糖を駄目にする無理くりトラブル演出第二弾
そんなに揉めさせたいのか
工房の長の娘の新しい慰み精霊ラファルが本性現して職人1人を襲撃
人手が足りず猫の手も借りたい、ってんで懇意になった職人キャットに加勢してもらう許可をもらうために、作品完成の監視役的な銀砂糖子爵ヒューと勝負する展開
そんな暇無いよね?
それにも勝って何だかんだで納期は厳守
最後の、また、当初からの貫徹したテーマである「人間と妖精の共存」を終盤にフィーチャー
人間に使役される存在である妖精を人間から解放させ、自分が新しい妖精の社会の王になると意気込むラファル
それに対してヒロインは、羽を預かり支配している時点で人間による支配構造と変わらん、と主張、妖精たちにラファルへ反旗を翻すよう教唆煽動
欧米での市民革命、共産圏でのプロレタリア革命、植民地での民族自決、独立の観点から見れば、ラファルの方に正義はあるかと思われ
ヒロインは、使役構造を廃止するよう人間社会の権力者に訴えるような素振りは何ひとつ見せなかったので、単に自分の好き嫌い、殊に、ご執心のシャルが巻き込まれるのが嫌で、反対した程度のものと思われる
被搾取層の積年の憤懣に耐えかね、立ち上がった指導者がタカ派だろうがハト派だろうが、それを搾取する側の一介の人間であるヒロインがとやかく言える義理は無い
譴責し易いラファルには一見さもありなんな正論をぶつけるが、自身に身の危険が及ぶ可能性の生じる人間側為政者への批判をする気は皆無
叩き易いところは叩き、金のなる木や権力には見て見ぬふり、という、ジャニーズや官僚には目溢しして来た日本のジャーナリズムの如きダブルスタンダード
同じ属性を持った集団がどういう社会を作っていくか、漸進派と急進派が交代しながら模索し、弁証法的に発展し均衡点を求めていく過程を最初から否定してしまうのは傲慢以外のなにものでもない
何様なんだい?ヒロインは
過去に妖精王と人間王の諍いの歴史もヒロインは知らなかった体の演出がなされていたし、歴史も何も知らんのによくそんな勇み足するもんだと呆れた次第
判官贔屓しとけばそれが正義、というこの国の大衆演芸に毒されたお花畑思考の宿痾そのもの
声優に関しては個人的に問題は感じなかったかな