あの春の終わり、君は振り返る。「小説」#2
入学式から早々。
合唱部は新一年生に校歌を聞かせるという時間があった。
「緊張するな!歸山ぁ!!」
ーバシッー…
青山「自称親友」は僕の背中を思いっ切り叩いた。
「痛いなぁ…たく…」
でも僕は内心ソワソワしていた
ーあの子に会えるかもしれないー
そんな夢見心地なことを考えていた。
あの春の桜が散る日。
きれいな歌声と共に、聞こえてきた心の声。
「助けて」と。
女の子の澄んだ声と一緒に聞こえてきたのはSOSだった。
僕は新一年生が待っている体育館へと向かった。
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