【日曜じゃんけん戦争】#10

5 2021/10/05 18:27

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31th STAGE : 2012年10月14日


結果 : 【あいこ】

サザエさん : 8 / キュアピース : 9 / あいこ : 14

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・サザエさん : チョキ

・キュアピース : チョキ

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【解説】

ムウ、、、言うのは幾度目かになるが、

キュアピースには「チョキ確定回」が存在するという学説がある。

主に彼女自身の当番回が該当するようだが、

つまりそこにグーを合わせてやれば

確実な勝利を手にする事ができる。

だがサザエさんはこれまで「確定チョキ」に

グーを合わせた事は一度もない。

よって今回のあいこも予想の範囲内ではあるのだが、

正直なところ、SVCも中盤を終えようという

重要な局面を迎えた今、そろそろサザエさんも

そのお約束を裏切ってくる頃合いだと予想していた。

彼女が「確定チョキには勝たない」と

明言した訳じゃないしルール上問題もない。

キュアピースも「ジャンケン使い」として成長してきている。

そろそろベテランの矜持だとか意地だとか

言ってられなくなってきていると思ったんだが、、、

あくまで真っ向勝負にしか興味がない、と言う事なのか?

……いや、違うな。先に「裏切った」のはキュアピースの方だ。

28.5th STAGE でキュアピースは

「変身をしたのにジャンケンをしない」という

タブーすれすれの手法でサザエさんを翻弄した。

個人的にそういうダーティーさにはグッとくるが、

キュアピース自身にしてみればどうだろうか。

ジャンケンとは読み合いだ。

そして「読む」とは目に見えぬ相手の「心」を見通す行為であり

それは往々にして「自分ならばこうする」

という「投射」に他ならない。

他人を信じるって事は、自分を信じるって事だからだ。

では一度「灰色の行為」に手を染めたキュアピースは、

果たして相手の誠実さを信用できるのだろうか。

自分の「確定チョキ」をサザエさんは狙わない。「でも本当に?」

キュアピースはサザエさんを混乱させるべくルールの穴をついた。

だが同時にそれは自分自身の心にも

深い傷を与える結果になってしまったんだ。

正義の味方が慣れない事をするもんじゃないと言ったところか。

芽生えた猜疑心は判断を鈍らせる。

それは SVC では「死」に直結する状態だ。

サザエさんにはそれが理解できていたからこそ、

余裕たっぷりの「いつも通りの行動」で十分だったんだろう。

さらにもう分かっているだろうが、、、

サザエさんの「パー」が「解除」されてきている。

普通に考えればこのタイミングでありえない。「でも本当に?」

……サザエさんに加えて、最早自分すら敵となった今、

キュアピースの精神は深い闇に包まれている。

光明はどこにある?希望は息絶えたのか?

若手が重圧に押しつぶされて自滅する姿って

奴は見ていて気分が良いが「乗り越える姿」って

やつもまあ悪くはない。

見せてみろキュアピース、ここが正念場だ。

32th STAGE : 2012年10月21日


結果 : 【サザエさんの勝利】

サザエさん : 9 / キュアピース : 9 / あいこ : 14

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・サザエさん : パー

・キュアピース : グー

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【解説】

やはり、、こうなったか、、、勝利したのはサザエさん。

ついに9勝へと至り、10勝を目前へと捉えてみせた。

両者の勝ち数が並ぶのは14th STAGE 以来の出来事であり、

以降はキュアピースが常に

1 - 3勝のアドバンテージを保ち続けてきた。

一部ではこの僅差を保ったまま

最後まで走り抜けられるだろうという見方もあったものの、

サザエさんがちょっぴり本気を出せばこの通りという事なのか。

26th STAGE でサザエさんにより宣言された

「10勝先着」は当初無謀極まりないとされていた。

その時点でキュアピースは9勝、

つまりサザエさんは相手に1勝も

させないまま3勝しなければならない。

……さすがに無理だ、と。だが蓋を開けてみればどうだ。

かの宣言から7試合、いや、

キュアピースが最後に勝ったのが

23rd STAGE である事を考慮すれば、

実質9試合、2ヶ月半もの間サザエさんは

キュアピースを封殺し、

それどころか自身の勝ち数を敵方のそれと並べてみせた。

見事……いや尋常ではないと言う他ないだろう。

だが今語るべきはサザエさんの恐るべき戦術はなく、

キュアピースの「敗因」についてだと思う。

ジャンケンとは単純なゲームだ。

しかしそれが長期戦ともなれば自ずと「傾向」が発生し、

相手の表情やフォーム、

癖までを考慮に含めた複雑な心理戦と化す。

8ヶ月以上の長丁場ともなれば尚更だ。

だがそれでもジャンケンとはやはり「運」なんだ。

考え抜かれた「パー」が適当に出した

「チョキ」に敗れる事もある。

にも関わらずキュアピースの手元に

「たった1度の幸運」すら転がり込んでこないのは何故か。

それは彼女が「自分の恐怖を乗り越えられなかったから」だ。

サザエさんの発するプレッシャー、

突破できない「3 勝の壁」、続く「勝てない状況」、

加えて28.5th STAGE での「灰色の行為」、

これらに追い詰められたキュアピースは心底恐怖した。

恐怖に囚われ錯乱した者の心理を探るなど、

サザエさん程の達人にとってはお魚をくわえた

どら猫を裸足で追いかけるよりも簡単な事だ。

グーを出すと分かっている相手にチョキを出す人間はいない。

つまりキュアピースは、自分自身の恐怖を

払拭しない限り「勝利」を手に出来ない。

10勝どころかこのまま全敗という事も十分ありえる。

さあキュアピース、とうとうここまで追い詰められたな。

じわじわと勝ち続けるサザエさんは

今間違いなく勝負の「上り坂」にいる。

キュアピースは勝負の「下り坂」を転げ落ちている。

踏みとどまれるか?それともこのまま恐怖に飲み込まれ、

再起不能にされてしまうのか?

勝ち星の上では両者ともに条件は同じ。

意外なほど長く続いた「10勝先着争奪戦」

制するのはどっちだ!?

33th STAGE : 2012年10月28日


結果 : 【キュアピースの勝利】

サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 14

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・サザエさん : グー

・キュアピース : パー

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【解説】

キュ、キュアピースのしょ、勝利、、、

だが、、これは、、まさか「スイッチング・ウィンバック」!?

一流のスポーツ選手が行うという精神回復法!

どのような達人であろうとも、

人間である以上はメンタルの乱れが存在する。

しかし彼らは一流ゆえに精神のスイッチを切り替え、

恐怖や動揺の代わりに闘争心を引き出す事が可能だという

……それがスイッチング・ウィンバックだ。

心のスイッチを切り替えリラックスする手段は

人によって違うと言われるが、

キュアピースが何らかの方法を取ったのは間違いないだろう。

まさかこんなガキんちょがそんな技術を

身につけているとは考えもしなかったが、

しかしそうでもなければあれだけの精神的どん底から

一瞬にして這い上がった説明がつかない。

だが一体いつ、どんなスイッチを、?

……はっ!そうか!キュアピース貴様!!

限界まで追い詰められた経験が、、

さては一度や二度では無いな!?

キュアピースは中学生の小娘でありながら悪と闘う戦士だ。

生命の危機に瀕した事も多々あるのだろう。

だがその度に乗り越えてきた。

生意気だとは思うがキュアピースには

「立ち向かう者」としての「蓄積」があったんだ。

そしてこのピンチが彼女の中に刻み込まれた

数々の戦闘経験を想起させた。サザエさんはこう考えた。

「チョキはキュアピースの象徴であり、ある意味拠り所だ。

 心の弱った今キュアピースは縋り付く思いで

 チョキを出してくるだろう」しかしキュアピース!

「乗り越えた」!!完成だ、、、

キュアピースが「少女」としてではなく「プリキュア」として

ジャンケンを振るうようになった今、

最早キュアピースに精神上の弱点はない。

この時をもって「ピカリンジャンケン」は完成した!!

そして同時に「10勝先着争奪戦」も

キュアピースの勝利で完結!!

圧倒的不利な状況から凄まじい追い上げをみせたサザエさんだが、

あと一歩というところで及ばなかった。

だが一方でこうも思う。

かねてよりサザエさんはキュアピースを試し、

追い詰めるようなジャンケンをしていた。

それは未熟なルーキーを自分の好敵手として

成長させるためのものだったのでは、、、いや、まさかな。

ともかく33rd STAGE も終了し、

SVC もついに終盤戦に差し掛かった。

追い詰められては突き放す極限の戦いの中、

ついには「ピカリンジャンケン」を我がものとしたキュアピース、

そして未だ勝ち星では相手を上回った事がないものの、

それでも余裕の笑みを崩さないサザエさん、、、

苛烈を極めるジャンケン対決だが、

ここからさらにヴォルテージが上がっていく事は疑いようがない。

来週は『スマイルプリキュア!』が休みの為、

34th STAGE は11月11日に予定される。

絶対に見逃すんじゃないぞ!!

33.5th STAGE : 2012年11月04日


結果 : 【NO GAME】

サザエさん : 9 / キュアピース : 10 / あいこ : 14

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・サザエさん : グー

・『スマイルプリキュア!』休止

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【解説】

前回衝撃の結末を迎えた「10 勝先着争奪戦」

その熱を冷ますように今週は休み。特に語る事もない。

サザエさんは当然の事ながらグー。

こういう所で出し手を散らしておくのは定石だからな。

何というか、、、静かだ。

心理戦が高度化するにつれて奇策妙計が常道となった

ジャンケン対決だが、ここに来て原点に立ち返ったような雰囲気だ。

ピカリンジャンケンも完成の域に達し、

サザエさんとキュアピースの戦力差も開戦当初ほど

天地の開きという事もないだろう。

「差」があったが故に存在していた「戦術」や「欺き」、

そういう戦いも見応えがあって面白かったが、

ここまで高まりに高まった「ジャンケンパワー」が

真正面からかち合った時、果たして何が起きるんだろうな。

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アニメとゲーム2021/10/05 18:27:49 [通報] [非表示] フォローする
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えすげーw


2: さしみ @sasimi 2021/10/06 09:35:06 通報 非表示

ついに10来たか…


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