空想小説「青鬼」 第10話 青美山へ

4 2023/02/12 17:43

午後2時、5人は学校の門の前に集まった。

卓郎「よし!全員揃ったな!」

美香「それじゃあ、青美山へ行きましょ!」

たけし「お、おぉ…!」

ひろし「えぇ。」

皆が意気込んでいる中、氷河は黙って下を向いて暗い表情をしていた。

卓郎「ん、たけしは置いといて氷、どうした?そんな暗い表情して…」

氷河「いや…ちょっと…嫌な予感がずっとしていて…」

そう氷河が言うと、美香が持って明るく元気づけた。

美香「もう、氷河ったら!もっと明るい表情しなきゃ!ほら、笑って笑って!」

氷河「み、美香さん…」

ひろし「ではそろそろ、出発と行きましょうか。」

卓郎「そうだな!じゃあ、行くか!」

そう言い終わると、卓郎は走り出した。

氷河「えぇ〜!?また走るんですか!?」

美香「ほら、皆早く行くわよー!」

美香もそう言った後、卓郎の後を追った。

ひろし「急かさないで下さい、美香。」

たけし「ま、待ってくれよ〜!」

氷河「やれやれ…」

そして、また持久走のような距離を走ったのであった。

青美山前に着いた時には、氷河はすっかりバテていた。

卓郎「よし、青美山に着いたな!」

氷河「はぁ…はぁ…速すぎますよ、皆さん…」

美香「大丈夫、氷ちゃん?」

氷河「は、はい…」

卓郎「このまま進むが…行けるか?」

たけし「お、俺はいけるぜ…」

ひろし「問題ありません。」

氷河「い、一応大丈夫です…」

卓郎「じゃあ、行くぜ。」

氷河「は、はい!」

5人は青美山に入っていった。

たけし「うぅ…怖いよぉ…」

ひろし「たけし、もう少しです。頑張りましょう。」

森に入って数分、たけしはもうすでに怖くて音を上げていた。そんなたけしをひろしは鼓舞していた。

氷河「毒とか持ってる虫とか蛇とかに気をつけてな。」

皆に注意喚起をしている氷河に美香は口を開いた。

美香「氷ちゃん、そのあたりの知識あるの?」

氷河「はい、キャンプとか家族と何度もやったことがあるので、ある程度の知識はありますよ。知らないことの方が多いですけど…」

ひろし「氷河が分からなかったら私がいいますよ。」

氷河「おぉ、それは心強いですね!」

卓郎「さて、この辺りのはずなんだが…お、あったあった!」

色々と会話をしていると、卓郎が足を止めた。

ひろし「確かにトンネルがありましたね…」

卓郎が「か、かなり深そうだな…」

卓郎「よーし、突撃だぁーっ!!」

皆が進んでいく中、氷河は止まって苦笑いをしていた。

氷河「やっぱりか…ま、まぁ大丈夫だよな…だって…」

卓郎「氷ー!置いてくぞー!」

氷河「あぁすみません!すぐ行きます!」

卓郎に呼ばれ、氷河はハッと我に返り、皆の後を追ってトンネルへ入っていった。

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タグ: 空想小説「青鬼」 10話青美山

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アニメとゲーム2023/02/12 17:43:52 [通報] [非表示] フォローする
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1: 雪原氷河 @overwrite 2023/02/12 17:45:04 通報 非表示

「えぇ〜!?また走るんですか!?」

今回のサムネは雪原氷河です!

絵を縦にして服装変えました!


>>1
こんにちははじめまして。私、シマエナガちゃんの、サブです


3: 雪原氷河 @overwrite 2023/02/12 21:06:28 通報 非表示

>>2
おぉ、シマエナガさん!

できれば小説の感想とか考察とかも打っていって欲しい…(切実)


氷河は何を知っているのか、、、(10話までしか見てない


5: 雪原氷河 @overwrite 2023/03/10 19:21:07 通報 非表示

>>4
さぁ、なんでしょうねぇ?


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