【小説】孤独。前編

登場人物

麗　いじめを受けている。雅の彼女。

雅　イケメンでいじめを許さない。成績優秀。麗の彼氏。

実瑠　麗をいじめている。雅が好き。

狐丸　麗をいじめている。

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＿＿＿＿僕に味方なんていない。

実瑠「ねぇ〜殴っていい?」

麗「そんなのいいわけ…」

ﾎﾞｺﾎﾞｺｯ

実瑠「はいはいwあんたに選択肢なんてないのよw」

僕は麗。女だけど一人称は『僕』。　

僕は見ての通りいじめられている。

＿＿＿＿僕の秘密を知らずに。

ﾊﾞｯｼｬｧｧｧﾝ

狐丸「あら、ごめんなさいw手が滑ってしまったわw」

麗　「あなた達…わざとやってるでしょ…」

実瑠　「あ、そうよw」

狐丸　「そうですわよw」

ﾎﾞｺﾎﾞｺｯ

麗　「ｳｯ…」

実瑠　「うーわ泣いてるw」

ｶﾞﾗﾗｯ

雅　「おはよ…って、お前ら麗になにしてんの?!」

実瑠　「あ、雅くん♡」

雅　「雅くん♡じゃないよ!麗、早く保健室に!」

麗　「いいよ…」

雅　「いいよ…じゃなくて早く行くよ!」

麗　「分かった…」

雅　「お前ら!ふざけんなよ!」　

ｶﾞﾗﾗﾗｯ

実瑠　「やっぱり麗ムカつく!」

麗がいじめられてる理由は…雅の彼女だからだ。

実瑠　「何であんなやつの彼氏なんかに…!」

その頃保健室では…

雅　「それでいじめられてたんだな…」

麗　「うん…」

雅　「安心しろ。俺がいつでも来てやるからな!」

麗　「ありがとね…でも僕…」　

雅　「でも?」

麗　「…。ヤクザなんだよ…」

雅　「は!?」

麗　「だからあいつらを…ぶっ潰す」

　　　　　　　　　　　　つづく