新訳幻想異邦伝、放任
霊夢は師匠として巫女候補たちに修行をつけなければならなかったが、早々にとりあえず体を鍛えるとだけ方針を決めて、細かいことは捨てた。
「夢想転生を継承してもらえるのは一人だけだから、それは巫女様に教えてもらわなきゃだけど‥」
博麗の巫女が継承している技は、霊夢が教えなければならない。
「基礎的なことは僕が‥」
霊夢の強さが常人離れしすぎて指導者に向かないので、平太がやることになったのである。
この少年が素直でなかったら、熱中症で永遠亭に搬送することになっていた。
「お兄ちゃん腕太ーい」
「剣やってるからね!」
巫女の卵たちがお兄さんに懐いたので、いざ修行である。
「木刀重いからね、気をつけて!」
妖夢のように、弟子たちに優しく。
「ちゃんと水飲んで、声出してね!」
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