魚本文海の文学的日記(仮) 9/16(木)
俺が自宅に帰ると置手紙と共に袋が置いてあった。
読んでみたところ親戚からの手紙でどうも『自家製で作った牛肉の味噌漬けが作りすぎちゃったので挙げます』という内容だった。
(そういえば親戚の家族に滋賀県出身の方がいたな)そう思いながら袋を開けると使い捨てパック10個の中に味噌漬けがぎっしりと入っているではないか!
『作りすぎだろ・・・』そうつぶやきつつ俺は家に入ると味噌漬けをフライパンで焼いた後野菜サラダとご飯。絹サヤの味噌汁と一緒に頂いたのだった。
☆おわりに☆
牛肉の味噌漬けは元々滋賀県の彦根藩の名物料理で防具や羽織に使う牛皮を取る際肉が余ってしまう為残った肉を味噌で漬けて名物にしたのが始まりだそうだ(文献によると他の藩との交流の際に渡される事が多かったそうな)
この頃の時代は牛や鳥の肉、果ては玉子を食べる事はほぼ禁止されておりごく一部の限られた人々しか食べられなかったという
昔はまだ肉食があまり広まっていなかった
やがて明治時代に牛鍋が誕生した事により肉食は広まっていく事になる
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でも中期からは「山鳥やジビエの肉は健康にいい」って呼ばれてからは食べる人は増えたしゆで卵の流し売りが出たりと結局は流行っていったんだよなぁ
>>7
特に坂本龍馬は京都に行きつけの鳥鍋屋があってそこの軍鶏の水炊き鍋が好きだったそうな