アニメ『ヴィンランド・サガ』はおもしろい?つまらない?
>>54
土地に縛り付けられた農耕民族には海洋民族や遊牧民をヒーロー視するよね。司馬遼太郎作品で騎馬民族に憧れた歴史ヲタ、多いんじゃないかな。
アシェラッド人気あるみたいだけどネタバレ見ても胸くそ悪いだけなんだけどw理不尽な殺しは意味あるよぶってたいした意味ないストーリー全体鬱。鬱病患者増やしたいだけのアニメ。
このアニメ滅茶苦茶胸糞悪いなw
アシェラッドとか言うオッサン、よくあるアニメなら最初の1話2話辺りで散々悪さした後に主人公の正義マンにぶちのめされるタイプのキャラじゃん。
いつまで好き勝手続けるんだろう。
親父の仇討ちの為とか言いつつ親の敵と一緒になって野盗行為の手伝いしてるトルフィンも。
まとめて滅ぼされたらスッキリするだろうな。
>>62
アシェラッドの蛮行の数々が「当たり前」な行動だった時代が、リアルに描かれているのかも。アニメに出てくる正義マンなんて、現実にはいませんよってことだろう。
野盗の集団が村を襲って、無抵抗の住人を殺したり強○して殺したりした後、住民から奪った食料で楽しそうに宴を開く、そうやって次々に村々蹂躙し破竹の大活躍!
おもしれー!ってか。
史実が何か知らんが、おかしいんじゃないの。
そもそも、天下のNHKがこんな胸糞漫画をアニメにして、視聴者に何を伝えたり訴えたりしたいんだ?
>>77
ほぼ実話です。
今の感覚も昔では当たり前だっただけですよ。同時に今の一遍平和に見える時代も後世では「ダラけた地球資源をレ○プした最悪の世代」と評価されるかもしれませんよ。
今んとこキリスト教が、バイキング流の強者の論理へのアンチテーゼになっているのかな。そっち側のクヌート殿下や坊さんがバイキングたちに捕まっているのが皮肉。坊さんはかなりいいキャラしてるね。
キリスト教の神の存在をやや重荷に感じていた少女(万引きした宝飾品を返さなきゃ、でも返したくない)が、自分の村の人たちが虐殺される光景にショックを受けながらも、神だの罪だの、ホントは無いんじゃないの?と、高揚するシーンなんて、なかなか、人間のさがを考えさせる。
同じくこの虐殺にショック受けた坊さんが、祈りの時間に神への疑いを口にしたとき、クヌートが、「子を愛さぬ父などあろうはずがない!」なんて叫ぶけど、この台詞から、彼にとって神は、自分に愛情を向けない父親の代わりなのだと分かる。
今回の話で注目したいのは、アシェラッドでさえ、アヴァロンという楽園を夢見る一面があった、てことだな。バイキングたちも、戦士として死ねばヴァルハラへ行けると信じている。トルフィンの心にもヴィンランドへの思いがあるんだろう。好き勝手やっているようでいて、みんな安らぎが欲しいのかもね。坊さんの話に興味を示したバイキングもいたもんな。
主人公のくせにほとんど空気と化していたトルフィンが、いきなり物語の中心に舞い戻ってきて、高まる展開だったんだけど。絵のクオリティ、下がってなかった?
そろそろスタッフがお疲れモードなのか。ムリもないけど。
2クール連続でやらないで、いったん休んでから続きをやってくれてもいいんだけどな。クオリティの方が大事よ。
雑誌連載が今のエピソードで旅立って終わりなら、ぶっちゃけ、農場・奴隷編が本編見たいなものだしなあ、トルフィン・エイナルが誓いを立てるシーンがこの作品の肝だよね。
主人公に共感できない。どんどんクズになっていく。主人公がクズなのが良い人にはオススメ
期待してたのに残念 今の所、蛮行シーンがくど過ぎるただのお涙頂戴アニメになってる....漫画的なシナリオ作りが下手なのか感情移入が出来なかった
>>88
昨日のを観てもまだ、そんな感想しか出ないのか。蛮行シーンの果てに、クヌートと神父による、ドストエフスキーの小説かと思わせる問答を経て、作品が次のステージへ移ったのが見えなかったのか。
なにもコレを、万人が認めるべき大傑作とまで言うつもりは無いけどね。
恐らく、お前さんの考える「漫画的なシナリオ」は幼稚すぎるし、「感情移入」ができる範囲も狭過ぎるんだろう。
原作含めてゴミだな。
王子がいきなり愛に覚醒ってw厨二以下の展開で吹いたwwこれが大人が見るアニメなのか。ハハっ
>>91
急に、王子と坊さんの教理問答みたいな会話が延々と続いて、それで「覚醒した!」なんて展開は、もうちょっとドラマとしてうまく消化できなかったのか?とは思うけど、お前のコメントの方こそ、頭悪くてガキっぽい。どうせ、教理問答なんて言葉すら聞いたことないんだろ。
>>94
私ごときガキのゴミコメントとこのアニメの展開を比べるレベルって事かぁw
やっぱり原作もアニメもチンカスっていう事ねwオッケーwww
>>91
キリスト教以前以後の違いやそもそもキリスト教で言われてるアガペーについての話なのに、自分の中の薄っぺらな「愛」のイメージだけで的外れなコメントをするとは。
浅はか。
>>91
24話という尺のなかで王子の心理描写に話数を割くより、王子を巡って色んな派閥の思惑が錯綜している事の説明に話数を割いた方がドラマとしては適切でしょ
実際、あの辺りの話は場面転換が多くて状況が目まぐるしく動いていたし
ここまでの物語は実質アシェラッドを中心にして進んできたし、いくつも死線をくぐってきたアシェラッドがなぜ引き際を弁えず王子に固執するのか、そこを原作知らない視聴者でも分かるように説明する事を選んだ方が物語としては面白い
アニメの脚本考えた人らは、その辺は織り込み済みだろう
話が重厚でとっつきにくいところはあるだろうけど、言葉ひとつ行動ひとつにちゃんと裏付けがある物語はやっぱり見ていて楽しい
ただの胸クソ暴力アニメとして断罪していた人らは、その暴力描写を前提としたテーマ性が前面に出てきたのもイヤなんだろうな。バカにしていたアニメが、少なくとも自分らよりはバカじゃないって事実を突きつけられたら、そら逆ギレするだろうね。
もう、ほとんどガンダム以前かと思うような、素朴すぎる正義感で怒っている人がいるからな。この国が到達した文化度に追いつけなきゃ、こんなアニメを批評できないよ。
逆に、素朴でピュアな子供キャラだったトルフィンが長々と続く序盤にイラついていた人らは、今のテイストに変わる前に、少なからず脱落したかも。そうなってもムリないし。
主人公は陰気なチビジャリ。
こいつ出るだけでうんざりする。
本当に陰気で。
親父が殺されてこうなったといったところで、こいつのせいで殺されたわけだからな。うっとおしい。
こいつがトルメルといい勝負してんのも嫌だったわ。きょうかいとほうけんの戦いそっくりなんだがあれも嫌なんだよな、きょうかいごときチビジャリが、ほうけんと一瞬とはいえ互角とかつまんな。
魅力的な人物? ほぼいない。
暗愚の王子。えがおのだいか、童子軍監などと同じで、甘やかしすぎるやつが近くにいたせいで、暗愚として成長したが、例によって、その手のキャラ特有の「覚醒」が発動したが、まったく意味不明なものだった。
愛とは死ぬこと、死んだ人間は誰も傷つけない云々は、キリスト教とはまったくもって関係ない。キリスト教のいかなる宗派にも、そんな珍説は存在しないが、なぜかキリスト教と関連付けられてて目が点になったわ。
それで覚醒しちゃう王子にぽかんだし、そんな王子が一睨みしただけで、白目むいてるパーサーカーが正気に戻っちゃう。
なにこれ?
ぽかんの連続なんですけど?
坊主の珍説を、キリスト教の教えとして、なんで受け止めんのかマジで意味わからん。王子はキリスト教の何を今まで学んできたんだろうか。
キリスト教の神は弱いとかさんざんおちょくってきたヴァイキングも、結局はキリスト教の軍門に下るわけで、それを知っていると、ヴァイキングのキリスト教ディスりだけがおもしろかったわ。
盗人少女が「この人たちはキリスト教の神を恐れていない」などと憧れた彼らは、あるいはその末裔は、キリスト教の神に怖れおののきひれ伏すようになるんですよ。
>>96
たしかに、あの坊さんの思想は、キリスト教というより禅僧かなんかみたいだなー、ってのは前から感じてはいた。
>>96
坊さんの言う、神の愛を体現しているのは死んだ人間だけ、ってのは、ヴァルハラに行きたいから戦士として死にたいぜ、というヴァイキングの考え方と、図らずも一致しているってことなんじゃないの?
ただし、ヴァイキングは、この地上においては力ある者が弱い者から奪うんだって理屈。そこがキリスト教と正反対。坊さんの理屈だと、死んだ人間は誰からも奪わず、自分が奪われるままで不平も言わないから、愛を体現しているわけなので。
クヌートの、私が神の代わりに、お前たちの生と死に意味を与えよう、というのは、ただ奪うためではない戦いにお前たちを参加させよう、ということなんだろう。
>>96
物の見方は人それぞれと思うけど、ノルド人がキリスト教の軍門に下ったってのはちゃっと分からん。
この坊さんの解釈はキリスト教の教えじゃないよ。
神の愛の事だね。
アガペー。
神の愛は2000年議論されても人により解釈が違う。
この坊さんの解釈はそうだったってだけ。
カトリックとかプロテスタントの教えじゃあない。
クヌートも独自の解釈。
キリストの教えじゃあない。
>>99
坊さんの考え方は、エックハルトを連想させるところも無くはない。エックハルト・トールとかいう人のことじゃなくて、マイスター・エックハルト。
自分自身にも、あらゆる被造物にもとらわれることなく、無に徹することで神へ至る、という考え。
普通の作品であれば、王子を思いながら死んだラグナルは肯定的に扱われ、王子が覚醒するにしても、「ラグナルの死を無駄にはしない!」とか「お前を死に追いやった者を私は許さない!」とかいった展開になってただろうな。
けど、坊さんは、ラグナルが王子へ向けた思いは、愛ではなく差別だと突っぱねる。ラグナルの死が、普通に視聴者の同情を誘うものであるからこそ、そうした「自然な」共感に逆らって、「彼はあなたの安全のために62人の善良な村人を犠牲にした」と、視聴者の方ではもう無かったことにして忘れていたような、痛い事実を突きつける。
まあ、作者が一生懸命考えたことをそのまんま台詞として語らせたような生硬さは気になったけど。視聴者、というか原作者にとっては読者、に挑戦的に問いかける心意気は買いたい。
強いオヤジが殺されて息子が復讐に燃える、というありきたりなスタートから始まる。
どうせオヤジ、殺られるんだろうな、と思わせた時点で気持ちが離れていった。
>>102
始まる前から、父の復讐に燃える主人公というストーリーは知っていたから、そこに至るまでが長いなーって、一回飽きた。
作品全体として、父の死をどう消化するかがテーマなんだろう。
けど、オヤジさんが言っていた「本当の戦士」が、誰も殺さず、皆を助けるために自分が犠牲になる者のことだという結論はもう見えてしまっている。なのに、そこを謎みたいにして、もったいぶっているのには、ちょっと気持ちが離れてしまう。
>>103
あら 原作読んでないのですね。
父の死をどう消化するかがテーマではないよ
いろいろあって、次の展開は奴隷編ですよ。
アニメぢゃそこらはやらなさそうですけどね。
大人も楽しめる重厚な大河アニメ。
人種や歴史をちゃんと調べてあって感心したので検索してみたら、案の定本場からも高評価とのこと。
逆に海外で日本が舞台の映画(例:SAYURI)など作られたら違和感がひどいことを考えると、他国を忠実に再現できる取材力とその文化への敬意には感服する。
1話冒頭の主人公?が無双していて一見迫力があるシーンだったけど、よく見てみると敵が殆ど棒立ちなのに気付いて見るのやめたよ。
ツカミでああいう事をやっちゃうのはダメだと思う。
世代によって評価が変わるんだろうなと思う。
子どもが好む分かりやすくて派手な演出は少ないし、女性キャラも殆ど出てこない。歴史や宗教の知識も多少は無いと、登場人物が何を考えているかも分からない。
胸くそ悪い、という感想はこの時代の背景事情を理解できてないし、冗長だという感想は、登場人物の心理描写を楽しめていない、理解できていないということかなと思う。
ヘタレな主人公に感情移入させて、その主人公が特殊能力で無双して視聴者がスッキリするだけの人気アニメよりよっぽど面白い。
>>111
変わっていくのと、特殊能力で無双して視聴者スッキリでは、全然違うんだが?
むしろ、トルフィンには父譲りの戦闘能力がありながら、それだけでは事態を打開できない、厳しい世界が描かれている。その中で変わっていく、つまり成長していく。
エンディングのセピア色がいい。毎回、冷酷な修羅の世界を見たあとに、それもまた歴史の一ページだと感じさせる。エンディング曲の乾いた情感と合わさって、高揚感と浄化作用がある。
歌っているmiletという女性、意外に可愛らしい人なんだな。歌声の印象とはまた違う。曲についてインタビューで語っているのをいくつかネットで拾ったけど、中身のある話で読み応えがある。
オリジナル入れたりしてお涙頂戴してたり主人公の糞さを全く描けてない。正直アニメ化は残念な出来としかいえん。
>>114
世界、特にヨーロッパの歴史であの時代に血なまぐさくなくないわけがない
大河ロマン漫画。
良いと思います。
幸村先生の凄さは
どんなキャラもきっちり
スポットをあてて
描ききる凄さ。
どんなキャラも無駄なく
思いを込めて描く姿勢です。その思いがお話を
面白くしてます。
アニメでこそ映える演出がもっと欲しい印象。
何話だか忘れたけど最初の方で主人公たちのバイキングが船を担いで陸移動してたり、味方してた王様の財宝盗んでとんずらする回は面白かったけど、それからは陰鬱としてて爽快感のある話が少ない。何度も見返したいとは思わない。一回見たらオッケー。
現実に忠実とか言うけど、王子覚醒とかトルケル関連とか現実的にありえない演出もあるので、もっと派手にはっちゃけ?ても良かったとも思う。
主人公のトルフィンの出番が中盤少ないし、父の復讐をするために父の仇の仲間になるっていうのも共感できない。
メッセージ性はあって筋は通っているけど見る人を選ぶアニメという感じ。
乱世の過酷さが描かれるようになってからは、ズッシリとした重みのある世界観に魅入られた。
だけど、最終回でのトルフィンが、わめきちらし、八つ当たりでクヌートに斬りかかり、ケダモノみたいに暴れる姿を見ていると、序盤で散々イライラさせられた少年トルフィンの頃と、根っこは全く変わっていなかったんじゃないか?と感じさせられた。
この作品の人間ドラマは、アシェラッドやクヌートや諸々の皆さんが担っていて、主人公には視聴者を引き込むような内面の陰影が欠けている。
これまで楽しんで観てきたけど、やはりまだどこか、微妙なもんが残っていたのかな、という感想でした。
>>120
原作のシナリオ上、アシェラッドの死によってプロローグが終わるから、現時点でトルフィンが脇役なのは仕方ないと思う
だけどプロローグ部分だけ切り取っても、アシェラッドという男の物語として十分以上の面白さだったから俺は満足してる
脱力して父親の形見の短剣が手からこぼれ落ちる時、トルフィンの観てきた光景が映る演出も本当に良かった
復讐を誓った時から腐れ縁で一緒だった男達が皆いなくなり、トルフィンが孤独に戻って話が一度幕引きとなるのは印象に残る終わり方だし、ほんと上手くまとめたなあと感心する