オリジナル小説第17話ステップ バイ ステップ編④
オリジナル小説第15話ステップ バイ ステップ③
https://tohyotalk.com/hideaway/1rV7uCu8rWAw
第13話ステップ バイ ステップ編②
https://tohyotalk.com/question/215187
オリジナル小説第11話ステップ バイ ステップ編①
https://tohyotalk.com/question/209767
これを読んでからの方が内容がわかりやすいかも٩( 'ω' )و
「む、村だあぁ?」
「うん本当だよ」
今まであったようにボスの仕様、迷宮塔の内容の変更などの多くの違いがあったため迷宮塔にあったモンスターの湧かない休息地帯が村に変わっていてもおかしく無いのではないか。
「ちょっと走るぞ!」
「えっちょっうわああぁ」
おんぶしているイスズのことを忘れて、この道の先にあるであろう村に向かって全速力で走る。
イスズ視点から見えたので近い距離だと思っていたのだが中々遠く、しかもイスズを背負っているので息切れをしてしまう。
ここで帰宅部だったシワ寄せががくるのか・・・
「くそッもう少し運動しておくべきだったか・・・」
「ほら、もう目の前だよ!」
「イスズは俺に運んでもらってるだけじゃないか」
「ん?何か言ったかしら?」
ヤバイ
「いっいや、なんでも〜」
ここはもうしらを切るしかない。あまりイスズが怒ったとこを見たことがないので怒らしたらどうなるのか少し気になる気もするがこの階に来た時のようなハプニングが起きたらまずいのでやめておこうと心の中にしまっておく。
そんなことを頭で考え、心に閉まっておいていた間に村の入り口の門の前に来ていた。
村の名前は『ヘルニシ村』という名前が門についていた看板に掘り込んであった。
「とりあえず入ってみようぜ」
「うん、村に入ったら何するの?」
「あったらNPC鍛冶屋に行って今の防具より高いスペックの物を懐と相談して買うって感じかな」
これは新しい村・町を見つけたらとりあえずこうするのが大体のRPGゲームでは当たり前のことだ。
やはり一つ一つの階にいる中ボスやボスからドロップする武器と防具の方が一人のプレイヤーにしかゲットできないものなのでその階では、ものすごいスペックなので迷宮塔の中ボスを見つけたら二人で倒しておきたい。
村は規模は小さいが、村人が住んでる場所と商売する場所は別々になっていて住家は木製で商売する場所は地面に簡素な布をひき、その上に売っている商品が置いてある。
そんな商人達の中で歩き、かなり奥の方に武器や防具が置かれている店を見つける。
「そこの武器屋の人、防具ってどこにあるかな?」
「お客さんから見て左の方にあるよ」
「ありがとう」
左の方に置いてある防具の一覧表が机に置いてあったんので、それを手に持ちスペックを見たい防具の名前の所をタップする。
すると、防具のVIT・DEF・MOVが表示される。
VTI、別名Vitality
・生命力。HPの最大値や防御力に影響を与える。状態異常耐性に影響を与えるものもあり、基本的には高いほど倒れにくい
DEF、別名Defense
・防御力。相手の攻撃のダメージ値を減らしてくれる
MOV、別名Move
・移動力。防具の重さにより変わる、レベルが上がると限界重量値も上がりより丈夫な防具を装備できる
「ビャク君、良いのある?」
「んー、やっぱ今の防具より少し低いかな。でもアクセサリーは中々良いものあるよ」
小さい赤色の宝石がついている指輪はATK +3
小さい黄色の宝石がついている指輪はDEF +2
という今の階ではまぁまぁのスペックを持っている指輪が二本売られている。
「指輪は両手に一個ずつしかつけられないからタゲ取りメインの俺がDEF +2の指輪、イスズがATK +3の指輪つけて片方の手は空けとこうぜ」
イスズが無言でこっちに背を向けて頷く。
あ、危ない・・・左手の薬指に指輪をつけてしまった。
多分ビャク君には見られてないよね・・・
「ありがとうございました、おまけでこれも入れとくね〜」
武器屋の店主が銀色の指輪を俺のストレージに送ってくる。
「ありがとう、またくるよ」
トントン
イスズが俺の肩を叩いてくる。
「ねぇねぇ、さっきの武器屋の人から何貰ったの?」
「なんかの模様が彫り込んである銀でできた何もプラス補正なかったただのおしゃれ用の指輪だったよ」
「使わないなら私に頂戴!」
「こんなの欲しいのか?いいよ」
イスズもやっぱり女子というわけか、アクセサリー品には目がないって感じか。
「ねぇ・・・」
「ん?どうした?イスズ」
「なんかクエスト開始のウィンドウ出てきたんだけど」
「え?」
イスズとパーティーなので、先にクエスト開始のウィンドウがでたイスズよりも少し遅れて俺の視界にクエスト開始のウィンドウが出てくる
〜クエスト『Coexistence of life and death』を受注しますか?〜
はい / いいえ
(続く)
〈後書き〉
今回も読んでいただきありとうございました!
今後の展開でおかしな点を作らないように作らないように・・・と考えまくっていたせいか更新めちゃくちゃ遅くなってしました
待ってくれていた方すいません((((そんな人いないと思うけど
ようやくボス攻略以外でRPGの醍醐味の大型クエスト始まりそうです
最近勉強といい部活といいでめちゃくちゃ忙しくて通学の時にちまちま書くことしかできず、こんな更新ペースになっしまっている現状です
部活は一向に忙しさをなくす様子はないのですが、勉強の方はテストが終わり少し余裕が見えてきたかなと
なので、勉強の時間を少し減らして小説書くことの集中しようかなと思っています
今迷宮塔4階なのですが、こんなペースで投稿してたら一年以上投票トークで連載しちゃうんじゃないかと不安になってきますw
最近RPG以外の小説とかも書きたくなってきたのでこの小説書いてる時に少しずつ新作小説のキャラ設定など考えておきます
書きたいこと多すぎで小説より文量多くなってしまいそうなので、ここらへんで終わろうと思います
また次回会いましょう!