アニメ『進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)』はおもしろい?つまらない?


まあ、結局は民族紛争というか戦争がテーマの物語に収束したわけだ。現在のウクライナもそうだが、主要キャラ以外のその他大勢のモブは動員されてゴ○ク○みたいに死ぬか、蹂躙され踏み潰されて死ぬかの二択だな。
作画は凄かったなー
普通に面白かったし、製作陣の気合いも努力も情熱もよくわかる
とはいえ、「引っ張りすぎ」とか「ファイナル詐欺」とか「全然終わらん」とか「もっと早く次見たい」とか、普通に思うことちょっとでも言おうものなら、「製作陣は必死で最高のもの作り上げてるんだ!クオリティ下がるくらいならいくらでも待つ!これくらい普通のペースだ!文句など言わずに黙って待て!」と叩かれるが、作品のかなりの部分が「ファイナル」ってどーなのよ?だし、「ファイナルシーズン」の「完結編」の「前編」で、後編はさらに半年後とかとか何だそりゃ!?だし、いくら高品質とはいえ、毎回間時間が空いてるのは事実だろう
>>4
「Final Season 完結編」って、「馬から落馬する」みたいな表現に近いからな。ファイナルと銘打ちながら途中で終わり、PART2まで時間おいて、それでも終わらず、また時間おいての完結編が前後編。さすがに後編は来月くらいにやるのかと思っていた。丁寧に仕事してくれるのはいいんだけど、ファイナルと言ってからが長すぎる。続きは劇場で、じゃなかっただけよかったが。
ファイナルシーズンに入ってから、いきなり新顔キャラのマーレ人視点で始まったり、エレンが何考えてるんだか分からん奴になっていたりと、感情移入がし難いままに、ほぼストーリーだけ追っていたんだが、今回のは、エレンの思いが描かれたおかげで、仲間たちとの悲しい対決の構図も明瞭になり、話に入り込みやすかった。それだけに、また秋まで待たされるんかい、と…。
なんだかんだMAPPA制作だし作画は相当良かったな
原作で言われてたハンジの戦闘意味ある?というところも倉庫を通過しそうな巨人のみに攻撃したり将棋倒しにしている描写をしっかりして原作の不評点をなくしたところも良かった(原作だと攻撃している巨人の位置がよくわからず意味あるのか?と思ってしまう部分があった)
秋ってことは相当気合い入れて作ってるんだろうし後編に期待しても良さそう
原作勢的には135話や138話部分に期待
>>6
そもそも、この作品自体、物語の中で視点や価値観をエルディア人とマーレ人の間でひっくり返して、読者や視聴者の気持ちを揺さぶる事をひとつの目的にしていのではないだろうか。個人的には戦争に正義や道理なんて無いと作者が作品を通して語っていのではないかと感じている。
>>8
人の価値観は環境や教育に左右され、どれが正義とも言えないのだというのを描こうとしたのは、見れば分かるよ。それまでの主人公側の正義とは180度違う側の視点の導入によってインパクトを与えるアイデア自体は悪くない。
だからこそ、そのマーレ側の代表格として描かれたガビを、一面的な偏った正義を信じ込んでいるムカつくガキンチョと感じさせたのは大失敗。本来なら、マーレ側にも、世界の真実を知らぬエレンたちが信じていたのと同等の正義があるのだというふうに描かなきゃならんのに。
マーレ側には感情移入できず、エレンも何がしたいんだか分からない状態が続いていたので、こちらの気持ちは宙ぶらりんになってしまった。
作画とかアニメは素直にすげーよ。でも、こんなこと言ってはなんだが話が複雑すぎて作者の意図半分も理解してない連中が騒いでないか?いやかくいうオレもこのSFミステリー謎解きがダルくて低評価なんだ、しかも作者の茶番がつまんねー。頭はいいと思うけど彼のユーモアにはついていけねーな
>>9
あの不快なだけのクソガキを生かしておく意味がわからない
生かしておいてエルディア側に全く得はないどころか
害悪でしかなかった印象がある
サシャを殺された時に飛行船から叩き落せば良かったと思ってしまった
ガビなんて、ワザとムカつくキャラクターを作っているのがミエミエなのに、まんまと乗せられている視聴者は原作者の掌の上で転がされているね。
>>13
まあ、ガビはマーレの反エルディア思想と現地エルディア人の境遇を視聴者にわかりやすく説明するためのキャラだしな。
アンチはいまのガビを意図して見ないようにしてるんだろ
>>13
そのミエミエな意図それ自体に疑問を感じる。
視聴者に嫌われる少女が、自分の信じていた正義を次第に疑い、ついにはパラディ島の皆を悪魔ではなく人間として見るようになる。これって、視聴者に「改心したね」とか「ほら見ろお前は間違っていた」とか思わせて、安心させたり、復讐心を刺激したりするだけだから。
あなたが8コメに書いた、「物語の中で視点や価値観をエルディア人とマーレ人の間でひっくり返して、読者や視聴者の気持ちを揺さぶる」のが目的だったのなら、価値観をひっくり返されて動揺することになったのはガビであって、視聴者ではない。逆にガビのせいで、「パラディ島の悪魔」視点にガチガチに固められてしまった。
>>16
現在は、エレンVSエレンの仲間の構図。どちらも世界を俯瞰で認識した上でエレンは民族主義で行動し、仲間は民族を超越した価値観でエレンを止めようとしている。戦争に関して右巻き左巻きが決着の付かない不毛な論争を続けているのと酷似しているな。
まさにそういう構図なんだが、地ならしを爆撃で阻止しようとする司令官が、「彼らは、我々が彼らに向けてきた憎しみを返しに来たのだ」と反省の弁を述べ、「過ちは繰返しませぬから」と、平和を希求する演説をする。その言葉通りになったら大団円ですね、と思えるんだけど、この演説を引き出せたのは、エレンが人類皆殺しを発動したからなんだよな。そして、エレンと同じ「パラディ島の悪魔」である仲間たちがエレンを止めようとする。真逆のことをしているようでいて、パラディ島とそれ以外の人類が共存する方向へ、一緒に導いていこうとしているようにも見える。
既に完結している原作は未読でアニメでしかこの作品は観ていないので、あくまでも想像なのだが、これ迄の作者の遣り口からして、エレンと仲間の対立軸が今のままで結末まで進むとは到底思えない。伏線の回収も含めて色々掻き回してくるのだろうな。